俺のエサを釣ってこいっ!

釣り大好きです。猫も大好きです。

雨の中、ガシラの際釣り。隣りではウキ回収機でウキすくい大会!

つづき。


ゲームで負けてストレス発散に失敗したので、
雨のなか釣りに行ってきました。


長靴はいて、カッパ着て、道具は必要最小限に厳選しました。


釣竿にリールを付けて、他はクーラーボックスに入れています。


狙うのは、ガシラ。


際釣り1本勝負です。


タチウオが釣れる季節になると、堤防には沢山の釣り人が来るのでポイントを次々と探っていく際釣りは、やりにくくなります。


雨で釣り人がいなければ、ポイントは探り放題だろうとの考えです。


ワイパーを動かしながら車を運転し、釣り場に到着しました。


予想外に車が多い。


けっこな人がいます。


雨の中、バカですか?




はい、僕もバカです。






テトラの近くに陣取りました。


右側には、ワインドをしているオジサン。


左側には、ウキ釣りのオジサンがいます。


ワインドのオジサンは、僕が準備している間にも、いいサイズのタチウオを釣り上げていました。



今日のタックルは、極光テトラミニ 150 という、コンパクトロッドと両軸リールの組み合わせです。


道糸はナイロンの2号を巻いています。


1号のオモリにチヌ針3号を1本付けただけのシンプルな仕掛けです。


エサはいつも通りのサンマの切り身(干物)です。


必要最小限で来ているので、仕掛けの予備も針5本、サルカン5個、オモリ1号3個、3号3個、1号のハリスしか持ってきていません。


ヘッドライトをつけて、準備をしていると視界の端で何かが飛んでいます。


蚊です。


失敗しました。


虫除けスプレーは今日の必要最小限に選ばれていませんでした。


まだ、釣りを始めてもいないのに、手の甲を2か所刺されました。


さいやくです。


必要最小限ではありませんでした・・・。


虫除けスプレーは必要でした。





かゆみを我慢して釣りを始めます。


エサを付けて堤防際に落とします。


底まで着いたら、トントンと誘いを入れて、食わなかったら横に少し移動して
また同じことを繰り返します。





しばらく探るとココンと小さなあたりで、20cmちょっとのアナゴが釣れました。


必要最小限(のつもりだった。)かつ雨なので、カメラは持ってきていません。


スマホもないので、写真も無しです。


アナゴはうまく料理できないので、リリースします。


その後、何匹もアナゴがかかるので、すぐにリリースできるよう針のかえしを潰してエコモードにします。


アナゴは釣れるけど、ガシラは釣れません。


早くガシラの顔が見たいです。






タチウオの季節は、自分の釣りをしながら他の人のウキを見て楽しむことができます。


今日も、左のオジサンの緑色に明るく光るウキを見ながら、

あー、食って沈んだなー。

あー、長いこと沈んでるなー。

あー、くわえてはしってるなー。

あー、水面で跳ねたなー。

あー、合わせたなー。

あー、合わせたけど、のらんかったなー。

あー、またのらんかったなー。

あー、また・・・。

などと、勝手に楽しんでいました。


しばらく見ているとオジサンの緑のウキが、僕の近くまで流れてきています。


あたりが無いんかなーと見ていたら、




バシャーーーン!!


びっくりしました。






左のオジサンがもう1本の竿を持って、海に何かを投げたのです。


何を投げたんかなーと、よく見るとウキの回収機でした。


ウキの回収機知ってますか?


傘の骨組だけみないなやつ。



オジサンの緑のウキは、糸が切れてしまっていたようです。


オジサンは切れたウキを回収しようと、流れる緑のウキめがけてウキ回収機を放り投げたのでした。



夜釣りで使う電気ウキってけっこう高くて、1個1200円程します。


で、大切に使えば電池交換で半永久的に使えるんですが、
泳いでいるタチウオの歯にラインがあたってよく切られます。


合わせを入れたとき、ひっぱられているとき、ただ流しているとき、どんな状況でもたまたま泳いでいるタチウオの顔の前に、道糸があると切られてしまいます。


ウキの損失は、貧乏人にはなかなかの衝撃です。


釣り具屋でウキ回収機を見てこれええなー、欲しいなーと何度か思いました。


買いませんでしたが・・・。


帰ってからネットで回収機の値段を調べたら2000円程でした。


2回ウキを回収できれば、元が取れます。


僕は欲しいと思っただけですが、オジサンはちゃんと用意してきたのです。



えらいっ!



頑張れオジサン!



オジサンの「ウキすくい大会」が開催されました。




オジサンは僕の横まできて、

「すいません。ウキが流れて。」

って、回収機を投げる許可を僕に求めます。



「あーどうぞどうぞ。頑張ってください。」

声に出して言います。


オジサンは回収機を緑のウキめがけて投げます。

緑のウキより少し向こうに投げて、リールでウキめがけて巻いてきます。


ウキは取れません。


潮の流れは、運がいい事に右に流れながら、なおかつ岸に向かって流れています。


沖にあったウキはどんどん僕たちがいる堤防に向かって寄ってきます。


ウキ回収のチャンスはどんどん広がります。


オジサンは右に移動しながら、何度も回収機をウキめがけて投げます。


でも、取れません。



なぜか?



オジサンが投げるコントロールが下手くそ!
ってワケではありません。


ウキは電気で光っているのですが、回収機には電気が付いていないので、暗闇の中どこにあるのかうっすらとしかわからないのです。


僕は心の中で言いました。

「そらっ、無理やわっ!」

だって、見えへんもん。



オジサンは1200円を回収するために頑張ります。


右にいたワインドのオジサンにも声をかけて、投げ続けます。


オジサンは右へ右へとかなりの距離を移動していきます。



僕は心の中で言いました。

「人いっぱいおったら無理やんっ!」

雨で人おらんからできるけど、普段やったら怒られんで。


オジサンはまだ頑張ります。

どうしてもウキを回収したいのです。

その気持ち僕にもわかります。



ウキは、ますます堤防に寄ってきています。


チャンス!チャンス!


もう、目の前。



回収機じゃなく、タモならすくえる距離です。


でも、オジサンもワインドのオジサンも僕もタモはもっていません。


回収機に頼るしかないのです。




僕たちが釣りをしている堤防は通称「高場」と呼ばれており、水面まで高く5m程あります。


また、波除けのため堤防の足元が内側にえぐれており、足の下から波の音が聞こえてきます。



右へ移動していったオジサンは暗闇で見えなくなりましたが、緑のウキが光っているのはよく見えます。


ウキはもう、堤防際で回収機を落とせば取れる位置にあります。


最大のチャンスです!!





さー、緑に光るウキよっ!


水面から堤防の上に持ち上がってくれぇーーー!!!!!!








緑のウキは、堤防の下に入っていきました。



あれだけ明るく光っていた緑のウキはもう見えません。



水面は真っ暗です。






心の中で言いました。

「回収機いらんわ~。」

買わなくてよかったです。


2000円でウキを2つ買った方がお得です。




オジサンが悲しそうに帰ってきました。


目が合ってしまいました。


思わず言葉が口から出てしまいました。

「ウキ取れました?」

ごめんなさい。


失言です。


オジサン 「中入ってもて、取れんかった・・・。」



ごめんなさい。


知ってます。


ウキを通して一部始終見ていました。




コン。コン。コン。



左から竿を片づける音がします。


ウキ回収に失敗したオジサンは、もう帰るみたいです。


心の中で言いました。

「お疲れ様です。残念でしたね。」


オジサンが片づけを終えてこっちへ歩いてきます。


さっきは思わず目が合い、失言をあびせてしまいましたが同じ失敗はもうしません。


釣りに集中しているフリをし、暗い水面を見つめます。



ショックなときには、誰とも話さず、静かに帰りたいものです。


あえて気づかないフリをする、僕なりの優しさです。


オジサンが僕の後ろを通り過ぎます。


オジサン 「おさきぃ。」


なんと!まさかのオジサンからのあいさつ。


うぉ魚 「お、お、お、お疲れさまです。」


心の準備ができていませんでした。



オジサンは辛いときにも、きちんと挨拶のできる立派な大人でした。



オジサンは右側のオジサンにも挨拶をし、更に、話を始めました。


ウキが取れなかった話なのか、タチウオが沢山釣れた話なのか、
全く聞こえませんが、ワインドのオジサンとしばらく話をしています。




と、そのときです!



なんと!!


オジサンたちのいる前の水面に緑色の光が現れました!


そうなんですっ!


潮の流れがこのタイミングで変わり、堤防の中に入っていったウキが出てきたのですっ!!!




奇跡です。



奇跡が起こりました。




オジサンたちもウキに気が付きました。




ウキすくい大会 第2ラウンド突入です。


オジサンは竿を伸ばし、再度頑張り始めます。


たぶん回収機が再登場しているはずです。



ワインドのオジサンも何故か水汲みバケツで参戦しています。




が、



第2ラウンドは思いのほか早く終わってしまいました。



第1ラウンドの疲れが出たのか、

回収機に見切りをつけたのか、

数分で終了しました。



ウキはもちろん水面です。



オジサンが本当に帰っていきました。


心の中で言いました。

「回収機ほんまに役立たんなっ!!」

緑のウキはオジサンたちの攻撃をあざ笑うかのようにかわした後、
思わぬ行動に出ました。




なんと、僕に勝負を挑みにきたのです。


沖には流れず堤防の手すりから真下の「いつでもすくってみろっ!」って感じの、ベストポジションのまま僕の方に近づいてきたのです。



ウキは僕の目の前まできました。




思わずウキすくい大会 第3ラウンドにエントリーしていまいました。



僕の武器は、短竿。

竿は十分届きます。

相手はベストポジションのままです。

かなりのサービス。

いや、なめられています。

取りたい!
すくいたい!
1200円欲しい!

もう持ち主はいません。
すくったら僕のものです。


ウソです。


今、取れたらオジサンにまだ渡すことができそうです。

頑張ります。

が、竿の先の武器がダメです。



オモリとチヌ針が1本です。



オジサンのうっすらとしか見えない回収機よりももっと見えません。


いや、水面までいくと全く見えません。


見えない上に、針1本。



心の中でいいます。

うぉ魚 「これは無理やぁぁぁ。」


せめて回収機がここにあればすくえるのに・・・。


うぉ魚 「オジサーン!」

「回収機!」

「回収機!!」

「回収機~!!!」


回収機はあった方がいいかもしれません。



釣りの方は、朝方まで粘りましたが小さいガシラが一匹釣れただけでした。

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帰るとき、いつもアジを釣る工場からの排水が沖に流れるポイントで、緑のウキが流されていっているのを見つけました。






電池が減って光が暗くなっていました・・・。








wosakana.hatenablog.jp
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ネコ 「話長いなっ!」
うぉ魚 「すんませーん。」






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