もう1匹釣りたいっ!

海釣り楽しい---(゚∀゚)---!

【自作】高級品のゴム張りガン玉をほぼ0円で作っちゃおう!!

ゴム張りガン玉を使った仕掛けで釣れたハゼの写真

こんにちは!うぉさかなです。


ウキ釣りなどで使う小さなオモリ「ガン玉」の種類で、

「ゴム張りガン玉」

ってのがありますが、みなさんご存知でしょうか?


ゴム張りガン玉とは、ガン玉の割れ目(ラインを挟み込む部分)にゴム板が挟んであったり、ゴムでコーティングされていたりするので、普通のガン玉より、

・ラインに傷がつきにくい
・固定した位置からズレにくい
・開きやすいため、取り外ししやすい

などの特徴があります。


フカセ釣りや渓流釣りなどの繊細な釣りで、よく使われていますが、ハゼのウキ釣りなど他の釣りで使用しても同じようにメリットがあります。


ですが、ハゼのウキ釣りをするときに、ゴム張りガン玉を使う人はあまりいないと思います。

私も、ハゼを釣るときに、ゴム張りガン玉は使いません。



なぜなら、


高いから~---(;゚Д゚)---!


ゴム張りガン玉、むっちゃ高いんですよ~---(T▽T)---!


通常のガン玉は1袋に20個以上入って100円程度なのに、ゴム張りになると8個で400円ぐらいします。


ラインにセットする前に海に落として無くなることもよくありますし、1個何十円もするゴム張りガン玉を、私は気軽に使うことが出来ません---(;゚Д゚)---!


本当はどんな釣りにでも使いたいんですけど・・・。



そこで、家にある物で簡単にゴム張りガン玉を作ってみました(ΦωΦ)

本物にはかないませんが、同じような感じで使えるガン玉が出来ました。


この記事では、私と同じ様にゴム張りガン玉を気軽に使いたいけど、高級過ぎて手が出ないって方に向けて、
「ゴム張りガン玉の作り方」
を紹介します。


どこの家にでもあるビニールテープをゴム板の代わりにして、ゴム張りガン玉を作成します。

必要な材料は、ビニールテープと接着剤だけなので、ほぼ0円で作れます---(゚∀゚)---!


お金を掛けずに量産して、気軽にゴム張りガン玉を使ってみませんか~(´▽`)/




       【もくじ】

1.ゴム張りガン玉を自作するために必要な材料と道具

ゴム張りガン玉を自作するために必要な材料と道具の写真

まずは、ゴム張りガン玉を作るために必要な材料と道具をそろえます。

ガン玉は好きな大きさ、ビニールテープは好きな色の物を用意して下さい。


私が今回使った材料を紹介しますので、よかったら参考にして下さーい(´▽`)/



①ガン玉

今回は、私がよく使う「3B」と「B」の2サイズのガン玉を用意しました。

ガン玉によく似た「割ビシ」などでも作成可能です。


私は、
「王様印 ガン玉 3B」
を使いました。

上の方でも書きましたが、3Bのサイズで1袋に22個入って100円程度の安いガン玉です。






②ビニールテープ

ゴム張りガン玉に使われているゴム板の代わりに、ビニールテープを使います。


私は、家にあったビニールテープの黄色と黒色を用意しました。

ビニールテープは、黄色や黒、赤、青、緑など色の種類が豊富(ほうふ)なので、ガン玉のサイズごとに色を分けて作れば、道具箱の同じスペースに入れてもサイズがひとめで分かりますね。






③接着剤

ガン玉にビニールテープを接着するために、接着剤を使います。


最初、ビニールテープのみでくっ付けてみましたが、全然ダメでした(くっつかない)---(T▽T)---!

接着剤は、すぐに固まってしまう液体状の物より、ゼリー状の物が使いやすいです。


私は、
「セメダイン 3000ゴールド(ゼリー状)」
を使いました。






④ハサミ

ビニールテープを切るときに、使います。

刃の部分が薄いハサミが使いやすいです。


私は、100円均一の店「セリア」で買った裁縫用(さいほうよう)の小さなハサミを使っています





⑤カッター

ビニールテープをガン玉の割れ目に押し込むためと、余分なビニールテープをカットするために使います。

よく切れるカッターがいいです。




材料も道具も家にある物ばかり---(゚∀゚)---!




2.ゴム張りガン玉の作り方

材料と道具がそろったら、ゴム張りガン玉を作っていきま~す(´▽`)/


1.ガン玉の割れ目を少し広げる

ガン玉の割れ目を親指を使って広げている写真

ガン玉に接着剤を付けるために、割れ目を広げます。

親指の爪をガン玉に立てて左右に力を入れると、簡単にガン玉の割れ目が広がります。

割れ目の幅が1mm程度に広がれば、十分です。

※広げ過ぎるとガン玉が2つに割れてしまいます---(;゚Д゚)---!





2.ビニールテープを切る

ビニールテープをハサミで切っている写真

ビニールテープを適当な長さにハサミで切ります。

私は、5個のゴム張りガン玉を作ろうと思ったので、7cm程度に切りました。

いっぺんにたくさん作るのなら、もっと長くてもいいと思います。





3.接着剤を付ける

ガン玉に接着剤を付けている写真

ガン玉を机に並べて、割れ目に接着剤を付けていきます。

ガン玉の割れ目の上に、1mm程度の玉になるように接着剤を付けると、割れ目に流れ込んでいきます。

少々接着剤の量が多くても、後でビニールテープを挟んだとき、はみ出してくるので大丈夫です。


ゼリー状の接着剤はすぐには固まらないので、並べたガン玉全てに接着剤を付けてしまいます。



キャップをする前にあふれた接着剤を拭き取っている写真

使い終わった接着剤にキャップをするときは、先端からあふれ出ている接着剤をティッシュなどできれいに拭き取ってから、キャップをすると状態がいいまま長く使えます---(゚∀゚)---!





4.ガン玉にビニールテープを挟む

接着剤を付けたガン玉の割れ目に、ビニールテープを挟み込みます。


カッターの刃を反対に向けて持っている写真

カッターの刃を出して、上下ひっくり返し、刃の切れる方が上に向くように持ちます。



ビニールテープの半分のところにカッターを当てている写真

ビニールテープのノリが付いていない面を内側にして、ビニールテープの半分ぐらいのところにカッターの刃を合わせます。

※カッターでケガをしないように気を付けて下さい( ˘艸˘ )



カッターの刃を軸にしてビニールテープを半分に折った写真

カッターの刃の斜めの部分を軸にして、ビニールテープを2つ折りにして持ちます。




ガン玉の割れ目にビニールテープを押し込んでいる写真

接着剤を流し込んだガン玉の割れ目に、2つに折ったビニールテープを押し込みます。


ガン玉の割れ目の奥に、カッターの刃の背部分が当たるまでしっかりと押し込んで下さい。


余分な接着剤がはみ出てきますが、後でビニールテープと一緒に切り取ります。

押し当てたカッターの刃は、ビニールテープがガン玉の割れ目から動かなくなれば外してもらって大丈夫です。(5秒ぐらい押し当てたら動かなくなります。)





5.残りのガン玉も挟み込む

残りのガン玉にも1個目と同じようにビニールテープを押し込んだ写真

ガン玉同士がくっ付かないように、間隔(かんかく)を開けて、残りのガン玉にも1個目と同じようにビニールテープを挟み込みます。





6.接着剤が乾くまで待つ

接着剤が乾くまで待っている写真

接着剤が完全に乾くまで、しばらく待ちます。





7.1個づつ切り分ける

ハサミでガン玉を切り分けている写真

接着剤が乾いたら、ハサミでガン玉を1つずつに切り分けます。



ガン玉を切り分けた写真

切り分けました。





8.ハサミで余分なビニールテープを切る

ハサミで余分なビニールテープを切り取っている写真


ハサミでガン玉周りの余分なビニールテープを切ります。


ハサミで余分な部分を切り取ったガン玉の写真

私の使っているハサミは刃の薄い物ですが、切った後のガン玉を見ると、周りに結構ビニールテープが残っています。



9.カッターで仕上げる

カッターでガン玉からはみ出たビニールテープを切り取っている写真

ガン玉からはみ出ているビニールテープをカッターで切り取ります。

バイオリンを弾くように(弾いたこと無いですけど)、ガン玉にそってカッターの刃を前後に動かすと上手く切れます。


このとき、よく切れるようにカッターの刃を新しい物に変えておくといいですね。


※手を切りやすいので注意して下さい!!




・爪切りの方が切りやすい

爪切りを使った余分なビニールテープを切っている写真

最初、ガン玉からはみ出ているビニールテープは、爪切り(つめきり)でカットしようとしていましたが、たまたま横にいた嫁さんに、

「爪切りが切れんくなるからアカン!」

と言われ、カッターでカットすることになりました。


嫁さんがいなくなったタイミングで1つだけ爪切りでカットしてみましたが、圧倒的に爪切りの方が切りやすかったです。


ガン玉の割れ目に、爪切りの下の刃を入れて、ガン玉ギリギリで切ります。

カッターのように怪我の心配もいりませんし、自分の爪を切るようにパチパチやればきれいに切れるので、みなさんはぜひ爪切りを使って下さい(´▽`)/





10.完成

ビニールテープのはみ出た部分を切ってきれいになったら、

完成でーす(´▽`)/


自作ゴム張りガン玉が出来上がった写真


お疲れ様でした。



完成した自作ゴム張りカン玉の写真

Bのサイズのガン玉も黒色のビニールテープを使って、同じように作りました。




3.ゴムシートでも作ってみた

本物と同じように「ゴムシート」でも、ゴム張りガン玉を作ってみました。


ゴム張りガン玉を作るために用意したゴムシートの写真

ゴムシートは出来るだけ厚みが薄い方が作りやすいです。

私は、近くのホームセンターに買いに行きましたが、0.5mmの物が1番薄いゴムシートでした。


作り方は、ビニールテープでの作り方と同じです。



ゴムシートでゴム張りガン玉を作っている写真

ゴムシートを2cmぐらいの幅でカットします。

ゴムシートは厚みがあるため、ガン玉の割れ目は2mm程に広げます。

ガン玉に接着剤をたらし、カッターの背の部分に折り返すようにゴムシートを持ちます。



ガン玉にゴムシートを押し付け接着している写真

ゴムシートをガン玉の割れ目に押し当てます。

ゴムシートは反発力(はんぱつりょく)があるので、しばらくカッターの背部分を押し当てたまま、待ちます。

ゴムシートが動かなくなれば、カッターを離して大丈夫です。



自作したゴム張りガン玉の写真

後は、乾燥させていらない部分をハサミと爪切りでカットしたら出来上がりです(´▽`)/




4.まとめ

自作したゴム張りガン玉をハゼ釣りの仕掛けにセットした写真

この記事では、「ゴム張りガン玉の作り方」について紹介しました。


高いから気軽に使えなかったゴム張りガン玉も安くで自作すれば、どんな釣りにでも気兼ねなく使えます。

ビニールテープで作れば、材料費はほぼタダです---(゚∀゚)---!


作るのに多少手間がかかりますが、爪切りさえ使えれば楽勝です!



本物と同じようにゴムシートでも作ってみましたが、ビニールテープで作成する方が、安くて、簡単に作れました。


実際に釣りをして試してみましたが、ビニールテープで作ったゴム張りガン玉でも、

・ラインに傷がつきにくい
・固定した位置からズレにくい
・開きやすいため、取り外ししやすい

という、ゴム張りガン玉のメリットはきっちり感じることが出来ました。


家にあるビニールテープと接着剤を引っ張り出してきて、ぜひ普通のガン玉をゴム張りガン玉に格上げさせてみて下さい!


ハゼ釣りなどにも、気軽に使えるようになりますよ~(´▽`)/




では、また~(´▽`)/