こんにちは!うぉさかなです。
釣りにはまって数十年、今でも飽きずに釣りに出掛けています。
釣りをやってみようかなー?って思っている方、
いらっしゃーい(´▽`)/
釣りは、1度道具をそろえてしまえば、やり方次第では1回数百円で1日遊ぶことが出来るお金のかからない、小遣い制のお父さんにはぴったりの趣味だと思います。
新鮮な魚を美味しく食べられるという、おまけ付きです!
数ある釣りの中でも、初めて釣りをする方におススメするのは、身近な海(堤防や漁港)で出来る「サビキ釣り」という釣り方です。
この記事では、
「サビキ釣りのやり方」
を紹介します。
サビキ釣りにはウキを使った「ウキサビキ」と、足元に落とすだけの「足元サビキ」の2種類がありますが、今回は最も簡単に出来る足元サビキのやり方を紹介します。
釣りに行く前の準備から、サビキ釣りのやり方、たくさん釣るためのコツ、釣れた魚の持ち帰り方まで、出来るだけ丁寧に紹介していきます。
魚釣りは、いろいろな魚がいて、いろいろな釣り方があります。
どんどんはまっていけば、一生楽しめる趣味だと思います。
サビキ釣りで、楽しい釣りを始めましょう(´▽`)/
【もくじ】
- 1.サビキ釣りってどんな釣り?
- 2.サビキ釣りで釣れる魚
- 3.サビキ釣りのシーズンとよく釣れる時間帯
- 4.サビキ釣りにおススメの場所
- 5.サビキ釣りで使うタックル
- 6.サビキ釣りの仕掛け
- 7.サビキ釣りのエサ
- 8.釣りに行く前の準備
- 9.釣りを始める前の準備
- 10.サビキ釣りのやり方
- 11.サビキ釣りで魚をたくさん釣るためのコツ
- 12.釣りの終わりと後片付け
- 13.家に帰ってからすること
- 14.まとめ
1.サビキ釣りってどんな釣り?
サビキ釣りは、釣りをする堤防や漁港に魚の群れが回ってきていると、難しいテクニックや特別なエサが無くても、誰にでも簡単にたくさんの魚が釣れるため、初心者の方やお子さんと一緒のファミリーの方にピッタリな釣りです。
もちろん、簡単にたくさん釣れるとうれしいのは、長年釣りをしているベテラン釣り師の方も一緒なので、全ての釣り人に大人気の釣りになっています(´▽`)/
では、サビキ釣りがどんな釣りなのかを簡単に説明しますね。
サビキ釣りは、
①アミエビというエサをサビキカゴに入れて、
②海にドボンと落とすと、
③カゴから出たアミエビを食べに魚がたくさん集まってきます。
④カゴの上の仕掛けには、エサに似せた偽物のハリが付いているので
⑤エサと間違って食べてしまいます。
⑥魚がいるときには、簡単にたくさん釣れる釣り方です---(゚∀゚)---!
初めて釣りをする人でも魚が大群で寄ってきていれば、100匹以上釣ることも可能な夢のような釣り方です(´▽`)/
ユメノヨウダ---(゚∀゚)---!
2.サビキ釣りで釣れる魚
サビキ釣りで狙う魚は、アジ、イワシ、サバの3種類が主なターゲットで、その中でも「アジ」が1番人気になります。
他にも、外道(げどう:狙っている魚じゃない魚)としてフグやチャリコ(タイの子供)、メバルやクロダイなどいろいろな種類の魚が釣れることもあります。
ボラという大きな魚が掛かり、堤防で大パニックになっているのは、サビキ釣りではよく見る光景です( ̄∀ ̄)ニヤリ
サビキ釣りで狙うアジやイワシなどは「回遊魚(かいゆうぎょ)」と呼ばれ、エサや快適な水温を求めて海を泳ぎながら移動しています。
今日はアジが釣りたいとサビキ釣りに出掛けても、その場所、その時間にサバしか回ってきていなければ、アジを釣ることは出来ません。
サバすらいないときもあります---(;゚Д゚)---!
サビキ釣りは、魚の回遊のタイミング次第のところがあります。
しかし、1度堤防近くに回遊してきた群れはしばらく(数日~)は、同じようなタイミングで回遊してくることが多いため、釣果情報等で釣りたい魚が釣れているか確かめてから、釣りの予定を立てるといいですね。
アジ、イワシ、サバがメインターゲット---(゚∀゚)---!
3.サビキ釣りのシーズンとよく釣れる時間帯

サビキ釣りのシーズンは、春から秋の終わりまでになります。
私が住んでいる大阪では5月のゴールデンウィークの頃「豆アジ」と呼ばれる小さなアジや、イワシが釣れ始め、サビキ釣りのシーズンがスタートします。
子供たちの学校が夏休みに入る頃に最盛期(1番釣れる時期)を迎え、堤防はカップルや家族連れ、ベテランのおっちゃんなど釣り人で大いに賑(にぎ)わいます。
初心者の方が、サビキ釣りを始めるのもこの時期がいいと思います。
秋になると釣れる魚の数は少なくなりますが、夏の間にエサをたくさん食べて成長した、大きめの魚が釣れるようになります。
冬の寒い時期は、魚達が遠くの深いところへ行ってしまうためオフシーズンとなります。
魚釣りは1日の中でも、よく釣れる時間帯が存在します。
人と同じように魚たちにも「ごはんを食べる時間」があり、朝と夕方が魚にとっての食事タイムとなります。
釣り用語で「まづめ」という言葉があり、夜が明けてだんだんと明るくなってくる時間帯を「朝まづめ」、夕方日没前にだんだんと暗くなっていく時間帯を「夕まづめ」と呼び、両まづめともに1日の中で最も熱い(魚が釣れやすい)時間となります。
夏か秋の朝夕がよく釣れる---(゚∀゚)---!
4.サビキ釣りにおススメの場所
お住まいの近くの堤防や漁港、釣り公園がおススメのスポットとなります。
サビキ釣りのシーズンになると全国の沿岸(海に接した陸地)のどこにでも、魚は回遊してくるので、湾の奥や河口の途中でも魚の群れを見ることが出来ます。
釣りをするとき、砂浜や極端に浅いところは釣りづらいので止めておいた方がいいですね。
あとテトラポットなども足場が不安定ですし、エサやバケツ、クーラボックスなどの荷物も置きづらいので、初心者の方にはおススメ出来ません---(;゚Д゚)---!
荷物が置ける足場がいい場所となると、堤防や漁港、釣り公園になります。
特に、釣り公園は、トイレや自動販売機、売店などがあり快適です。
もしものときの救助用浮き輪が常設されていたり、場所によれば従業員の方が釣り方を教えてくれたりと、環境的には最高の釣り場です。(ただし、有料のところが多いです。)
堤防や漁港。釣り公園が最高---(゚∀゚)---!
5.サビキ釣りで使うタックル
魚を釣るための、竿やリール、仕掛けなどの道具一式のことを「タックル」といいます。
サビキ釣りでは、ある程度長さ(3m以上)の磯竿とスピニングリール、道糸はナイロンラインの組み合わせが使いやすいです。
タックルの選び方と、私がサビキ釣りで使っているタックルを紹介します。
よかったら参考にして下さい(´▽`)/
1.釣竿
釣りをするときに自分の腕の延長として使う棒が、「釣竿」です。
長さがあり釣竿の先の方がやわらかく、リールを付けられる釣竿のことを磯竿や堤防竿と呼んでいて、サビキ釣りではこの磯竿が使いやすいです。
釣竿には、硬さと長さの品ぞろえがあり、数字が大きくなる程、硬くなり、サビキ釣りでは硬さ2号か3号で長さ3~4.5mの磯竿が適しています。
釣竿を振ってみると分かるのですが、釣竿の先の方は細くやわらかく作られており、このやわらかさのおかげでハリに掛かった魚が暴れても外れにくくなったり、魚に引っ張られても釣糸が切れづらくなったりします。
私は、
「ダイワ リバティークラブ磯風 3.0号 4m50cm」
を使っています。
クセがなく素直に曲がるため、初心者の方にも扱いやすい磯竿です。
釣竿を作っているカーボン素材をX(エックス)状に巻いて作られているため、軽い割に丈夫な竿に仕上がっています。
釣竿に付いているガイド(糸を通す輪っか部分)も、丈夫なハードガードが採用されているため、少々の衝撃では壊れません。
見た目もワインレッドのコーティングがカッコ良く、所有感を満たしてくれる1本です。
サビキ釣りの他に、クロダイのぶっこみ釣りや、タチウオのウキ釣りなどにもバッチリで、サビキ釣りから次の釣りまで考えている方には最適な釣竿だと思います。
1万円弱のお値段で高いか安いかは人によると思いますが、私にとってはとても満足出来る1本になっています(´▽`)/
3m以上の磯竿---(゚∀゚)---!
2.リール
釣糸が巻いてあり、遠くに仕掛けを投げたり、海底まで仕掛けを落としたりするために使う道具が、「リール」です。
上の写真(私のタックルの写真)のような形のリールを「スピニングリール」といい、投げやすく、トラブルが少ないことが特徴です。
サビキ釣りでは、このスピニングリールを使います。
リールにも大きさがあり、メーカーによって多少違いますが、2500~3000番の中型のサイズのスピニングリールが、サビキ釣りにおススメです。
私は、
「ダイワ 15 フリームス 2506」
を使っています。
ダイワというメーカーの2500番の中型サイズのスピニングリールです。
道糸としてナイロンラインの3号を50mほど巻くことが出来ます。
一般的にリールには100mほど巻いて使うことを推奨(すいしょう)していますが、サビキ釣りでは50mも釣糸を引っ張っていく魚は釣れませんし、トラブルで釣糸を切ることになっても十分余裕があります。
道糸は何度か使うと痛んできて、巻き替える必要があるので50mほどが無駄が無くていいと思っています。(釣糸は、水に触れたり、日光に当たると段々と強度が落ちていきます。)
リールの内部にゴミや水が入らない「マグシールド」、スムーズな回転に役立つ「エアローター」、魚の引きになめらかに追従するドラグ「ATD」、少し重いけどとても丈夫な「スーパーメタルボディ」などダイワを代表する機能が搭載(とうさい)されています。
私が使っているのは、1つ前の型になります。
最新バージョンはこちらです↓
リールは中型スピニングリール---(゚∀゚)---!
3.道糸
リールに巻いている釣糸のことを、「道糸(みちいと)」といいます。
釣糸には、主に3種類(PEライン、フロロカーボンライン、ナイロンライン)の糸があり、硬さや細さ、伸び方などの違いがあり釣り方によって適しているラインがあります。
サビキ釣りでは、適度なやわらかさがあり、扱いやすい「ナイロンライン」を使用します。
釣糸にも、太さと強度で品ぞろえがあり、数字が大きくなるほど、太く強くなります。
細い糸ほど、魚の警戒心が小さくなり釣りやすくなると言われていますが、細すぎると投げたときや魚に引っ張られたときに切れてしまいます。
サビキ釣りでは、「3号」の太さが最適です。
私は、
「ダイワ ジャストロン3号」
を使っています。
しなやかでクセのない、ナイロンラインです。
値段も安く、500m巻いてあるので、気軽に巻き替えることが出来ます。
私は、クリアという透明の色を使いますが、このジャストロンには黄色やピンク色など色付きのラインもラインナップされていますので、好きな色を選ぶことが出来ます。
ラインはナイロン3号---(゚∀゚)---!
6.サビキ釣りの仕掛け
サビキ釣りで使う仕掛けは、上の写真のように「サビキ仕掛け」に「サビキカゴ」を取り付けたものを使います。
1.サビキ仕掛け
サビキ仕掛けに使われているハリは、魚がエサと間違えて食べてしまうようにピンク色や緑色のゴムが巻かれていたり、サバやカワハギの皮を取り付けてあったりします。
この偽物のハリのことを、「擬餌針(ぎじばり)」と呼び、サビキ仕掛けには、1つの仕掛けに擬餌針が3~8本ぐらいセットされています。
通常、ハリにはエサを付けずに使用します。
サビキ仕掛けの特徴として、仕掛けの全長が長いことがあげられます。
擬餌針が6本ぐらい付いている物だと軽く1mを超えるため、短い釣竿だと、とても扱いづらくなります。
お子さん用に短い釣竿(2mぐらい)を使う時には、ハリが3本ぐらいの仕掛けを選ぶと仕掛けの全長が短くなり、使いやすくなります。
3本針の短い仕掛け↓
釣具屋さんに行くとたくさんの種類のサビキ仕掛けがあり、どれを選べばよいか迷うと思います。
擬餌針の種類は状況(魚の気分)によって変わりますが、アミエビと同じ、ピンク色のゴムがハリに巻いてある仕掛けを選ぶといいと思います。
また、仕掛け選びでは、釣れている魚のサイズにハリのサイズを合わせることがとても大切になります。
小さな豆アジしかいないのにハリが大きいと、豆アジの口にハリが入らず、魚が釣れません---(;゚Д゚)---!
逆の場合はまだマシで、ハリのサイズが小さくても大きな魚の口には掛かります。
けれど、魚が暴れるとバレる(ハリから外れて逃げていくこと)ことが多くなったり、ハリが魚の引きに耐えられず伸びてしまったりします。
釣具屋の店員さんに聞けば、今どんな魚が釣れていて、どのサイズの仕掛けを選べばいいのか教えてくれると思うので、しっかりと魚とハリのサイズを合わせて下さい。
店員さんに話しかけるのが苦手という方のために、一般的な魚のサイズとハリのサイズを記載しておきます。
・豆アジと呼ばれる5cmほどの小さなアジ
→0.5号のハリ
・小アジ15cmぐらいまで
→3号のハリ
・中アジ20cm以上の大きなアジ
→5号のハリ
って感じです。
イワシやサバを狙うときにも、アジと同じ大きさと思ってもらって大丈夫です---(゚∀゚)---!
数あるサビキ仕掛けの中で私が信頼して釣れる!と思っているのは、
「ささめ針 豆アジサビキ ピンクベイト 」
です。
0.5号というとても小さなサイズまでラインナップされており、小さな豆アジはこの小さなハリじゃないと釣れないことも多いです。
少しだけ太いハリス(ハリを結んでいる釣糸のこと)を使っているので、切れにくく使いやすいです。
豆アジ用なので、2号までしかサイズが無いのでそれ以上は別の仕掛けを使います。
豆アジむっちゃ釣れる---(゚∀゚)---!
2号より大きなサイズのときは、
「ささめ針 波止アジ ピンクベイト」
を使っています。
サビキ仕掛けは、1袋に3枚(3セット)入って300円ぐらいの仕掛け(安い)もあり、これらは1枚で300円なので3倍ほど高いですが、魚の掛かりが全然違うので値段に見合った価値はあると感じます。
仕掛けはいいやつを使う---(゚∀゚)---!
2.サビキカゴ
エサのアミエビを入れるカゴのことを、「サビキカゴ」といいます。
サビキカゴは仕掛けの上に付けるタイプと仕掛けの下に付けるタイプの2種類がありますが、私が住んでいる関西では下に付けるタイプを使います。
下カゴタイプは、アミエビがパッとカゴから出て、手返しが速いため、せっかちな関西人向けらしいです---(;゚Д゚)---!
(上カゴタイプは使ったことがありません。スイマセン---(T▽T)---!)
下カゴタイプは、後で紹介する「吸い込みバケツ」とセットで使えば、手が汚れずに、素早くアミエビをカゴに入れることが出来ます。
サビキカゴの色や形には、特にこだわらなくても大丈夫です。
どんなカゴでもアミエビさえ入ればOKです。(上の写真の1番右側がノーマルタイプです。)
サビキカゴの底部分にオモリがセットされていて、サイズが大きくなるほど重くなります。
もう1ステップ上のウキを付けて遠くを狙う「ウキサビキ釣り」のことも考えると、「8号」というサイズのサビキカゴが使いやすいと思います。
私も一般的な8号のサビキカゴを使っています。
サビキカゴは8号---(゚∀゚)---!

サビキ釣りでは、ハリに掛かった魚が暴れて仕掛けがダメになることも多いですし、着底したときにカゴが根掛かり(海底の何かに引っ掛かること)して無くなることもあるので、予備として3個ぐらいずつ持って行く方がいいと思います。
仕掛けもカゴも予備が必要---(゚∀゚)---!
7.サビキ釣りのエサ
サビキ釣りで使うエサは、「アミエビ」という小さなエビを使います。
釣具屋さんのエサコーナーに売られていて、よく似たエサに「オキアミ」というのがありますが、間違わない様にアミエビを選んで下さい。
アミエビは大きく分けると、
・四角いブロック状で凍っている物
・溶けた状態でプラ容器に入っている物
・チューブに入っていてる物
の3種類の形状で売られています。
四角いブロック状のアミエビは、値段が安く、買った後家でそのまま凍らせておけば、当日わざわざ釣具屋さんにアミエビを買いに行く必要が無くなります。
釣り当日に購入した場合は、溶けるまでしばらく待たないといけないところがデメリットです。(夏場でも溶けるまで結構時間がかかります---(;゚Д゚)---!)
釣具屋さんによっては、ブロック状のアミエビをあらかじめ溶かして売っていたり、先に電話で溶かしておいて欲しいとお願いすると冷凍庫から出してくれるところもありますので、1度聞いてみるのもいいと思います。
溶けた状態でプラ容器に入っているアミエビは、集魚剤(魚を寄せるための粉)などがすでに入っていたりと、少し値段が高いいいやつです。
アミエビが溶けた状態なので、釣り場に着いてすぐに釣りを始められることがメリットです。
最近出てきたのが、チューブ型のアミエビでフタを開けなければ常温で保管できるため、携帯しておけばいつでもサビキ釣りが出来ます。
チューブの口は、ちょうどサビキカゴの大きさになっているため、手を汚さずにアミエビを入れることが出来ます。
アミエビの量が少なく、値段が高くなることがデメリットです。
私は、安いブロック状の冷凍されたアミエビをあらかじめ買って冷凍庫に入れておき、釣り前日(前夜)にベランダに置いて解凍し、釣り場に持って行くようにしています。(冷凍庫の食材と一緒にアミエビが入っている---(;゚Д゚)---!)
エサはアミエビ---(゚∀゚)---!
8.釣りに行く前の準備
釣り当日までに、いろいろと準備しておく必要があります。
1.道具をそろえる
まずは、サビキ釣りに必要な道具をそろえましょう!
釣具屋さんで買ってもいいですし、ネットで買っても大丈夫です。
サビキ釣りに必要な道具は、
釣竿、リール、道糸(リールに巻く釣糸)、サビキ仕掛け、サビキカゴ、釣り道具箱、クーラーボックス、保冷剤、水汲みバケツ(ロープ付き)、吸い込みバケツ、アミエビ用スプーン、フィッシュグリップ、ハサミ、プライヤー、タオル、ビニール袋、リュックサック、ライフジャケット、折り畳みイス、お弁当、お茶、エサ(アミエビ)
などです。
エサのアミエビは、釣り当日に釣具屋さんで購入するのもありですが、あまりに早朝だと釣具屋さんが開いていないこともあるので、注意しましょう。
たくさんあるけど頑張ってそろえる---(゚∀゚)---!
➡詳しく知りたい方は、「【初めてのサビキ釣り】これだけあれば釣りに行ける!必要な道具と選び方!」へ
www.wosakana3.com
2.釣果情報を見ておく
大きな釣り具屋さんのホームページで「釣果情報」を見て、
- どんな魚(アジ、イワシ、サバなど)が釣れているか?
- どこで(場所)釣れているか?
- 仕掛けのサイズ(ハリの大きさ)は何号か?
などを調べて、狙う魚と釣りに行く場所を決めて下さい。
釣果情報で何も釣れていないようなら、釣りに行っても釣るのはなかなか難しいと思います---(;゚Д゚)---!
釣りに行く場所・狙う魚を決める---(゚∀゚)---!
3.釣り場を下見に行ってみる
時間的な余裕があれば、行こうと思っている釣り場を下見に行ってみるといいと思います。
釣り場の込み具合や雰囲気、トイレや自動販売機などの有無を見ておくと釣り当日慌てなくて済みます。
下見に行った釣り場に釣り人がたくさんいて、釣りが出来るスペースが無いようなら、家を暗いうちに出て場所取りをするとか、別のすいている場所を探すなど、何か対策を考える必要があります。
下見に行くといろいろ分かる---(゚∀゚)---!
4.氷や保冷剤の準備
釣れた魚は、クーラーボックスに氷や保冷剤を入れて冷やして持って帰らないと、痛んで食べられなくなります---(;゚Д゚)---!
氷は、釣具屋さんやコンビニでも買う事が出来ますが、家で作って持っていけば、節約出来ます。
私は、毎週のように釣りに行きますが、保冷剤と冷蔵庫で自動で作られる角型氷を一緒にクーラーボックスに入れて、釣りに行っています。
釣りに行って帰ってくる時間や季節、気温、釣れた魚の量によって必要な氷の量は変わってきますが、たくさん持って行くに越したことは無いですね---(゚∀゚)---!
私は、小型のクーラーボックスを使っていますが、保冷剤と氷でクーラーボックスの1/3ぐらいの量になるように持って行きます。(釣りに行って帰ってくるまでの時間は、約8時間ほどです。)
もし、釣りをして帰るときに、氷の量が足らないようなら、コンビニで追加購入するのもいいかもしれません。
釣り当日までに、冷凍庫で多めに氷を作っておきましょう!
氷を作っておく---(゚∀゚)---!
9.釣りを始める前の準備
釣り当日、釣り場に着いてから、釣りを開始するまでの準備を順番に説明します。
1.エサの準備
買ってきたアミエビが凍っているタイプのアミエビなら、まずは解凍しましょう。
買ってきたまま置いておいても、なかなか溶けてくれません---(;゚Д゚)---!
水汲みバケツに海水をくんでその中に袋ごとつけておくと、少し早く溶けます。
次は、吸い込みバケツの準備をします。
解凍されたアミエビをアミエビスプーンを使って、吸い込みバケツの半分ぐらいまで入れます。
その上から、水汲みバケツで海水を入れます。
入れる海水の量は、サビキカゴを落としたときにアミエビが水の中で自由に動くぐらいにします。
アミエビの入っていたビニール袋に海水を入れてから、吸い込みバケツに入れれば、袋に残ったアミエビもきれいに取れて、ゴミとして持ち帰るときにも、においがマシになります。(アミエビ臭い---(;゚Д゚)---!)
吸い込みバケツにアミエビと海水を入れる---(゚∀゚)---!
2.氷締めの準備
釣れた魚を家に持って帰って美味しく食べるためには、釣れた魚を「締める(しめる)」(即死させること)必要があります。
サビキで釣れる小さな魚の締め方は、「氷締め(こおりじめ)」といわれる締め方をします。
氷締めのやり方は、クーラーボックスに入れた氷や保冷剤に、海水を混ぜてキンキンに冷たい海水「潮氷(しおごおり)」を作り、その中に魚を入れるだけです。
入れる海水の量は、持っていった氷や保冷剤が浮かぶ程度で大丈夫です。
氷に海水を入れて潮氷を作る---(゚∀゚)---!
3.水汲みバケツの準備
釣りをしているとエサや釣れた魚などで、手が汚れるので、水汲みバケツに海水をくんでおき、いつでも手を洗えるようにしておくと便利です。
釣り上げた魚もクーラーボックスに入れる前に、水汲みバケツの中で軽くジャブジャブ洗ってあげると、クーラーボックスの中が汚れるのがマシになります。
手を洗えるように海水をくんでおく---(゚∀゚)---!
4.釣竿と仕掛けの準備
リールを釣竿に取り付け、リールから道糸を出して、釣竿のガイドに通し、仕掛けをつなげて、釣竿を伸ばす、最後に仕掛けを伸ばして、カゴを取り付けたら出来上がりです。
順番にいきまーす(´▽`)/
①リールを釣竿に取り付ける
釣竿に付いているリールシートと呼ばれる銀色の金具を開いて、リールをしっかりと差し込み、金具を閉じるとリールが釣竿に固定出来ます。
クルクル回して取り付けるタイプもあります。
クルクル回すタイプは、リールが差し込めるまでクルクル回してゆるめたあと、同じようにリールをしっかりと奥まで差し込み、またクルクルと締める方向に回したらOKです。
金具を開いて取り付ける---(゚∀゚)---!
②リールから道糸を出す
リールのベールを起こした(開いた)後、リールから道糸を伸ばします。
ベールを閉じたままで道糸を伸ばしても、リールで糸を巻き上げることが出来ません---(T▽T)---!
起こしたベールは、釣竿を伸ばし終わるまで起こしたままの状態にしておきます。
ベールを開いてから糸を出す---(゚∀゚)---!
③釣竿のガイドに道糸を通す
釣竿に付いている輪っかのことを「ガイド」といいます。
リール側の大きなガイドから、順番に先端のガイド(トップガイド)まで道糸を通して下さい。
途中、通し忘れが無いようにお願いします。
下側から順番にガイドに道糸を通す---(゚∀゚)---!
④道糸に仕掛けをつなげる
竿を伸ばす前に道糸と仕掛けを接続します。
道糸の先端にチチワを作り、サビキ仕掛けの上側のスナップ付きサルカンを接続します。
スナップ付きサルカンは、押せば開くようになっているので、作ったチチワにスナップを通し、再度スナップを閉めます。
チチワ結びが出来なければ、かた結びを何回かして引っ張ってもほどけないように接続します。(チチワ結びは簡単なので出来るようになりましょう。)
チチワを作って仕掛けとつなげる---(゚∀゚)---!
⑤釣竿を伸ばす
道糸の先に仕掛けが接続され、リールのベールを起こしたままの状態で釣竿を伸ばしていきます。
伸ばす前に、ガイドに通した糸がからんでいないか(まっすぐにガイドを通っているか)確認して下さい。
釣竿は先の細い方から順番に伸ばしていきます。
釣竿を伸ばすときは、釣竿を股(また)に挟んでおくと伸ばしやすいです。
釣竿を伸ばすときは、全てのガイドが下向き(同じ方向)になるように伸ばしていって下さい。
ガイドは釣竿に固定されている物と自由に動く物があります。自由に動くガイドは、釣竿の下側(リールのある方)に押し付けるようにすると固定出来ます。
全てのガイドが同じ向きになるように伸ばす---(゚∀゚)---!
⑥仕掛けを伸ばしてカゴを付ける
道糸と接続したスナップ付きサルカンを持ってゆっくりと引っ張っていくと、きれいに台紙から仕掛けが引っ張り出されていきます。
仕掛けを全て引っ張り出したら、仕掛け下側のスナップと、サビキカゴに付いているスナップを接続して準備完了です。
サビキカゴを取り付ける---(゚∀゚)---!
準備完了---(゚∀゚)---!
10.サビキ釣りのやり方
サビキ釣りのやり方を説明します。
①エサ(アミエビ)をサビキカゴに入れる
吸い込みバケツの中央には、サビキカゴが丁度入るぐらいの穴が開いています。
仕掛けの糸部分を持って、吸い込みバケツの中でコンコンと2~3回底をカゴで叩くように動かすと、勝手にアミエビがカゴの中に入ります。
吸い込みバケツが無い時は、スプーンや割りばしを使って、直接アミエビをカゴの中に入れて下さい。
サビキカゴの7~8割ぐらいアミエビが入ればOKです。
スプーンでアミエビを押さえたりすると、アミエビがカゴから出にくくなるので注意して下さい。
吸い込みバケツがあると便利---(゚∀゚)---!
②仕掛けを海に落とす
堤防の際に立ち、まっすぐに竿を海に向けて、リールのベールを起こすと、道糸がフリーになり、仕掛けが海に落ちていきます。
魚の群れが堤防近くに寄ってきていて、魚の活性が高い(エサを食べたい状態)ときは、水面付近で釣れるので、サビキカゴが2mぐらい水面から沈んだら、リールのベールを戻し道糸が出ていくのを止めて下さい。
道糸を出し過ぎていたら少し巻き上げて下さい。
釣竿の真下に落とす---(゚∀゚)---!
③サビキカゴからアミエビを出す
水中のサビキカゴが1mぐらい動くように、釣竿を上下させるとサビキカゴの中からアミエビが飛び出し、水中に広がります。
釣竿を上下させるのは3回ほどで大丈夫です。(3回ぐらいでサビキカゴのアミエビがすべて出ます。)
釣竿を動かすときは、釣竿がやわらかく、サビキカゴが重いため、少し強めに釣竿を持ち上げる必要があります。
釣竿を上下させてアミエビを出す---(゚∀゚)---!
④アミエビの中に仕掛けを紛れ込ませておく
広がったアミエビはゆっくりと左右に流されながら、水中に沈んでいきます。
釣竿を動かしながら、広がったアミエビの中に、サビキ仕掛けのハリ部分がくるように操作して下さい。
アミエビと間違って、擬餌針を食べてもらうためです---(゚∀゚)---!
しばらくすると、アミエビのにおいにつられて、魚たちがワラワラと集まってきます。
アミエビと同調させる---(゚∀゚)---!
⑤魚がいないときは繰り返す
水中で広がったアミエビが沈んで見えなくなっても、魚が見えないときは、アミエビを入れるところから繰り返します。
リールを巻いて仕掛けを上げて、アミエビを入れて再投入します。
釣竿を真上に立てたときに、サビキカゴが自分のくるぶしぐらいになるように道糸を調整すると、右手で釣竿を持ったまま、左手で仕掛けをつかんで、アミエビを入れられます。(吸い込みバケツがあるとき)
何度かやっても水面近くに魚が寄ってこないときは、もう少し深くまで落として魚が食ってくる深さを探しましょう
魚が寄ってくるまで繰り返す---(゚∀゚)---!
⑥魚が間違ってハリに食い付く
アミエビに集まってきた魚たちはアミエビを奪い合うように食べるので、アミエビに似ている擬餌針を間違えて食べてしまいます(ΦωΦ)
擬餌針に魚が食い付くと水中でキラーンと魚が反転しているのが見えたり、釣竿を持っている手にビクビクとした震えが伝わって来ます。
これを、魚の「アタリ」と言います。
他の魚釣りでは、魚がエサ(ハリ)を食べて口の中に入ったとき「ブルブル」としたアタリがきた後、ハリを口に貫通(かんつう)させるため、釣竿を勢いよく上に持ち上げる「合わせ(アワセ)」という動作が必要になります。
ですが、サビキ釣りでは、釣れるアジやイワシ、サバなどの口の周りがやわらかい、ハリに掛かると大暴れする、サビキ仕掛けのカゴが重いなどの理由から、合わせを入れなくても勝手にハリに掛かってくれます。
オートマチック---(゚∀゚)---!
⑦掛かった魚を取り込む
ハリに掛かった魚を水中から陸上に上げることを「取り込み」と言います。
ハリに掛かった魚はハリを外そうと大暴れをし、道糸をグイグイと引っ張ります。
この道糸を引っ張る力のことを、魚の「引き」と言い、魚には気の毒ですが、この魚の引きが魚釣りで最も面白いところです。
サビキ釣りで釣れるアジやサバは「青物(あおもの)」とも呼ばれ小さくてもよく引くので、とても楽しめます(´▽`)/
魚が掛かったら道糸がゆるまないように、一定のスピードでリールを巻いて上げてきます。
魚が外れないように、ゆっくりと堤防の上まで持ち上げたら成功です!!
これで、
1匹ゲットですね(´▽`)/
一定のスピードで巻く---(゚∀゚)---!
⑧魚をハリから外す
釣り上げた魚はビタンビタンと暴れているので、素手でつかむと背びれなどが刺さって怪我をします---(;゚Д゚)---!
魚をつかむときには、フィッシュグリップ(つかむところがギザギザになっている)やタオルを使って下さい。
魚をつかんだら、口に掛かっているハリをハリの根元側にクルリとひねると外れます。
指で回しても硬くて外れないときには、プライヤーを使って同じようにやれば外しやすいです。
仕掛けに何匹も掛かっているときは、仕掛けをまっすぐに伸ばしておき、下側(カゴが付いている方)から順番に外していくと仕掛けがからみづらくなります。
フィッシュグリップとプライヤーを使って外す---(゚∀゚)---!
⑨クーラーボックスに放り込む
ハリから外した魚は、準備しておいた冷たい氷水が入っているクーラーボックスに放り込みます。
釣れたら出来るだけ早く締めるのが、魚を新鮮で美味しく食べるためのコツです。
地面で暴れた魚には砂などがいっぱい付いているので、フィッシュグリップでつかんだまま、水汲みバケツでジャブジャブ洗ってから放り込むとクーラーボックスの汚れが少なくて済みますね。
冷たい氷水に入れて氷締めにする---(゚∀゚)---!
11.サビキ釣りで魚をたくさん釣るためのコツ
サビキ釣りでたくさんの魚を釣るためのコツを紹介します。
1.魚がいるところに行く
「魚がたくさんいるところへ行く!」これが魚をたくさん釣るための1番のコツになります(´▽`)/
どんなに釣りが上手いベテランの方でも、釣りをするところに魚がいないと釣れません---(;゚Д゚)---!
釣り人は魚がたくさん釣れると、誰かに言いたいものです。
ネットや釣具屋さんで「釣れている情報」をゲットしてから釣りに行きましょう!
また、魚が堤防近くに寄ってきてよくエサを食べる時間は、朝と夕方です。
いい時間を狙って釣りに出掛けましょう!
釣れているところに釣りに行く---(゚∀゚)---!
2.ハリの大きさを魚のサイズに合わせる
仕掛けのところでも書きましたが、魚のサイズにハリのサイズを合わせることがとても大切です。
同じように釣りをしているのに、お隣さんだけが爆釣していて、話を聞いたら自分の使っているハリが大きかった、なんてことがよくあります。
釣れる魚のサイズが大きいと聞いていて、5号のサビキ仕掛けを用意していき、豆アジしかいなかったらもうその日はダメですね---(;゚Д゚)---!
常に小さめ(0.5号や1号など)の仕掛けは道具箱に入れて用意しておいた方が、いろいろな状況に対応出来ます。
小さめの仕掛けを持っておく---(゚∀゚)---!
3.エサの撒き方を変える
魚の群れが寄ってくるまでは、アミエビをたくさん撒きましょう。
手返しよく何度も仕掛けを投入してもいいですし、スプーンや尺(しゃく)を使って上から直接撒いてもかまいません。
撒かれたアミエビの匂いは、潮にのって広がり遠くの魚たちを呼んできてくれます。
魚の群れが回ってきて魚が釣れ始めたときは、アミエビは少量でいいのでこまめに撒くと、群れを足止めすることが出来ます。
釣り場全体でも同じことがいえ、サビキ釣りをしている人が多いとその釣り場にはエサがたくさん撒かれるため魚の群れが寄ってきやすく、また足止めもしやすくなります。
逆に、釣り人が少ない堤防ではエサが少ない状態になります。
釣り人が少ない方が釣りはしやすいですが・・・。
釣れないときはたくさんエサを撒き、釣れ出したらこまめにエサを撒く---(゚∀゚)---!
4.たくさんいるときは連掛け
サビキ仕掛けは、1つの仕掛けにいくつものハリが付いています。
魚の群れが大きいとき(次から次へといっぱい釣れるとき)は、ブルブルとアタリがきた後、すぐに引き上げずにそのまま待っていると他のハリにも魚が食い付きます。
何匹も掛かると仕掛けが、からまるリスクは高まりますが、魚の釣れる数は増えていきます。
1つの仕掛けに、複数の魚を掛けることを「連掛け」といい、仕掛けの全てのハリに魚がかかると王様になったような気分になります(´▽`)/(??? とにかくうれしい。)
魚の群れが大きいときは連掛け---(゚∀゚)---!
5.少ないときは1匹ずつ釣る
魚の群れが小さいとき(ポツポツとしか釣れないとき)は、ブルブルきても上げずに置いておくと、他の魚が食い付く前に食い付いた魚が逃げてしまうため、1匹ずつ釣り上げる方が数が伸びやすくなります。
群れが来たときに出来るだけ、手返しよく仕掛けを海に入れましょう。
群れが小さいときは1匹ずつ釣り上げる---(゚∀゚)---!
6.仕掛けのトラブルを避ける
仕掛けがからんでしまった、リールに巻いてある道糸がグチャグチャになった、釣竿をふんで折れてしまった、お隣さんの仕掛けとからまったなど釣りにトラブルは付き物ですが、意識して行動すると避けることが出来る事ばかりです。
仕掛けやリールの糸などは、出来るだけまっすぐに張った状態にしておくとトラブルを避けることが出来ます。
また、糸がらみなどは小さなからみが大きくなる傾向にあるので、見つけたら軽傷のうちにほどいておくと、仕掛けの作り直しなどの重傷にならずに済みます。
せっかく魚が回ってきたいい時間帯に、仕掛けを作り直していたなどとならないようにしましょう!
仕掛けのからみがひどいときは、思い切って新しい仕掛けを使う方がいいかもしれませんね。
トラブルにならないように気を付ける---(゚∀゚)---!
7.魚のいるタナを探す
釣りでは、水面からの深さのことを「タナ」といい、魚がいるタナは状況によって変わります。
活性が高いときは魚が釣れるタナは上がってきますが、活性が低いとタナは深くなります。
サビキ釣りでも活性が高いときは、水面付近に魚が集まってきてどんどん釣れますが、活性が低いときは、深いところでしか食わないことも多くなります。
何度アミエビを撒いても、水面付近で釣れないときは、もっと深いところを探さなくてはいけません---(;゚Д゚)---!
上から探っていってもいいですし、いきなり海底まで落として、上に向かって探っていってもどちらでも大丈夫です。
魚が釣れるタナを見つけたら、そのタナを中心に狙いましょう!
魚によっても釣れるタナが違うときもあります。
アジは深いところ、イワシやサバは浅めにいることが多いです。
釣れないときは深いところも探す---(゚∀゚)---!
12.釣りの終わりと後片付け
魚はいっぱい釣れましたか?
満足したら、釣り道具を片づけて釣りを終わりましょう。
終わるときの手順を説明していきます。
①仕掛けを片付ける
使用したサビキ仕掛けは、釣糸部分やハリが痛むので基本的には使い捨てになります。
道糸のチチワから外し、サビキカゴも外した後、ハリが刺さらないように気を付けながらゴミ袋(ビニール袋)に入れます。
もし、まだ使えそうなら、道糸のチチワから外した後、からまないようにサビキカゴにグルグル巻いて持ち帰ります。
家に帰って真水でよく洗った後、日陰で乾燥させたら、段ボールなどに巻いて次回の釣行まで保管しておきます。
使えるようならカゴに巻いて持ち帰る---(゚∀゚)---!
②リールを巻いて道糸を回収する
リールを巻いて、道糸を回収します。
この時、道糸の先には、オモリになるものが無いためフワフワになります。
リールの少し上で道糸と一緒に釣竿をにぎりながら、リールを巻くとしっかりと巻けます。
リールのところまで、道糸の先がきたら、リールのラインストッパー(糸を止めることが出来る部分)に引っ掛けておきます。
道糸の先のチチワは切らなくても、大丈夫です。
道糸を回収する---(゚∀゚)---!
③釣竿をたたむ
釣竿は伸ばしたときと反対に、根本部分から縮めていきます。
釣竿の継ぎ目で、上側の竿と下の竿、それぞれを握り、逆方向にひねりながら、左右の拳をくっ付けるように動かすと、釣竿が縮まります。
もし、固くて縮まらないときは、上側の部分をコンコンと下側にたたくようにすると縮まります。
釣竿の先の細い部分をたたむときに、失敗して折れることがあるので、慎重にお願いします。
釣竿をたたみ終えたら、竿キャップを取り付けておきます。
折らないように気を付ける---(゚∀゚)---!
④残ったアミエビはあげる
アミエビが残った場合は、近くの釣り人にあげるか、海にいる魚にあげて下さい。
たくさん残ってしまったときでも、1度溶けたアミエビを、再冷凍して使うのは厳しいと思います---(;゚Д゚)---!
あげる---(゚∀゚)---!
⑤地面に落ちたアミエビを流す
地面にこぼれたアミエビは水汲みバケツを使い、海の方に流すことがサビキ釣りのマナーです。
アミエビは乾くと匂いがきついので、後からくる釣り人のためにも流してキレイにしてから帰りましょう。
サビキ釣りのマナー---(゚∀゚)---!
⑥道具を軽く洗ってまとめる
水汲みバケツでくんだ海水で、スプーンやフィッシュグリップ、吸い込みバケツなどを軽く洗ってまとめます。
私はこの状態で車のトランクに入れてしまいますが、直接トランクに入れるのが嫌な方は、大きなビニール袋に入れるといいですね。
釣り場近くのトイレなどで、釣り道具を洗うのは、他の人の迷惑になるのでダメです!
海水で軽く洗って持ち帰る---(゚∀゚)---!
⑦ゴミをまとめて帰る
アミエビの袋、駄目になった仕掛け、お弁当の空箱など、自分のゴミはきちんと持ち帰ります。
ゴミのせいで、釣り禁止になった釣り場もたくさんあります。
人のゴミまで拾って帰って下さい!とは、言いませんが、自分の出したゴミは必ず持って帰るようにしましょう!
ゴミをまとめたら、忘れ物に気を付けて帰りましょう。
釣りは陽射しを浴びたり、潮風に当たったりと結構疲れます。
帰りの運転にも気を付けて下さい!
キレイな釣り場を---(゚∀゚)---!
13.家に帰ってからすること
お疲れさまでした。
釣りに行って疲れましたね。運転も疲れましたね。今すぐ、ゴロンと横になりひと眠りしたいですよね。
でも、釣りは家に帰ってからも、やることがあります。
気力をふり絞ってもう少しだけ頑張りましょう!
※もし、体力の限界がきているのなら、最低限クーラーボックスの中の魚が冷えている状態になるよう、氷を足してからひと眠りしましょう。
1.魚の下処理
たくさん釣れた魚は、氷が溶けたクーラーボックスの中で放置しておくと、鮮度が悪くなって美味しく食べられません。
まずは、新鮮な状態のまま魚の下処理をしましょう!
魚の下処理とは、ウロコや内臓、頭を取ってすぐに料理出来る状態にすることです。
釣りをするのが初めての方は、下処理も初めてかと思います。
最初は、奥さんやお母さんにやってもらってもいいと思いますが、今後も釣りを続けていくのなら、魚の下処理も出来るようになっておきましょう。
たくさん釣れば釣るほど、下処理は大変です。
奥さんが下処理担当なら、「もう釣ってこないでっ!」って必ずなると思います。
大変ですが、YouTubeやブログを見ながら、頑張って下処理をして下さい!
下処理までがお父さんの仕事---(゚∀゚)---!
2.釣り道具を洗う
釣竿やリール、仕掛け、バケツなど釣りで使った道具は、海水に触れているので、そのままだとサビてきますし、臭くなります。
シャワーなどで、水洗いをして、日陰で乾燥させましょう!
釣竿は、底部分に付いているキャップ(エンドキャップ)が取れるので、取ってから洗います。
ガイド部分やアミエビの汁が付いた部分は念入りに洗って下さい。(洗うときにも、釣竿の先が折れることがよくあります。変な方向に力が入らないよう注意しながら洗います。)
リールは内部に水が入らないように、頭に付いているつまみ(ドラグノブ)を時計周りにきつく締めた後、洗います。
洗った後は、ドラグノブを反時計周りに回し切って、ドラグノブ、スプール(道糸が巻いてある部分)、本体に分けて乾燥させます。
クーラーボックスやバケツも丸洗いです。しっかりと洗えばアミエビや魚の匂いも取れます。
※釣竿やリールは、海水で濡れた状態のまま、高温になる車のトランクなどで放置すると、すぐにダメになるので気を付けて下さい---(;゚Д゚)---!
14.まとめ
この記事では、釣りを始める方に向けて「サビキ釣りのやり方」を紹介しました。
サビキ釣りは、初心者からベテラン、カップル、ファミリーまで幅広い人達に、とても人気のある釣り方です。
人気の秘密は、やはり「簡単に魚がいっぱい釣れる!」からでしょうね。
サビキ釣りで釣れる魚は、食べても美味しいイワシやサバ、中でも1番人気があるのはアジです。
春から秋にかけて、近くの堤防や漁港に群れでやってくるやつを釣ります。
釣りをしている所に、回ってきてくれるかどうかは魚たちの気分次第ですが、朝と夕方は魚もエサを食べる時間なので、期待がふくらみます。
3号4.5mぐらいの磯竿とスピニングリールの組み合わせが、サビキ釣りに丁度よく、下側にサビキカゴを付けたサビキ仕掛けも扱いやすいです。
サビキ釣りをするために必要な道具をそろえるのはお金も掛かりますし大変だと思いますが、釣り道具は1度そろえてしまえば、別の釣りでも使える物もたくさんあります。
釣りに行くときは、地域にある大型釣り具屋さんの釣果情報を頼りに出掛けると、ハズレをひく確率が低くなります。
釣り当日、朝が早過ぎて釣具屋さんが開いていないということが、無いようにあらかじめエサのアミエビを購入しておくなど、手を打っておきましょう。
釣り場に着いたら釣竿を折らないように気を付けながら準備をし、釣りを始めます。
魚さえいれば、エサを入れた仕掛けを落とすだけで次から次へと釣れるはずです。
仕掛けのサイズを釣れている魚のサイズに合わせることを、お忘れなく!
たくさん釣れたら、美味しく食べるために氷締めにして持ち帰ります。
釣りを終わるときには、こぼれたアミエビを流す、ゴミを持ち帰るなどマナーを守り、お互い気持ちよく釣りが出来るよう気を付けましょう。
家に帰り魚の下処理と道具の水洗いをすれば、後は夕食に美味しい魚が出てくるのを待つだけです。
数十年釣りをしてきた私もシーズン中、数回は、アジやイワシを求めてサビキ釣りを楽しみに近くの堤防に足を運びます。
家族や友達とワイワイはしゃぎながら楽しんでもいいですし、1人でのんびりと楽しむことも出来ます。
釣れている情報を元に出掛けても、全く魚がいなくて釣れない日もあるかと思います。
1度で止めてしまわずに、何度かチャレンジしてみて下さい。
必ず爆釣する日が来るはずです。
魚釣りは本当に楽しいです。
一生続けていける趣味だと感じます。
ぜひ、楽しい釣りの第一歩を「サビキ釣り」で始めてみて下さい(´▽`)/