こんにちは!うぉさかなです。
今から数十年前小学生の頃、友達に誘ってもらい釣りに行ったのが私の海釣りデビューでした。
堤防でガシラやベラが釣れて喜んでいた気がします。
海までは自転車での移動だったので、釣竿と道具箱を入れたリュックサックを自転車のカゴに入れるといっぱいで、クーラーボックスは持っていっていませんでした。
釣れた魚はビニール袋に入れておき、夕方そのまま持ち帰り、料理してもらって食べていました。
今思うと、怖いですね---(;゚Д゚)---!
大人になり釣れた魚を新鮮な状態で持ち帰れるようクーラーボックスを持参するようになりましたが、今でも釣り場で見かける小学生、中学生たちはクーラーボックスを持っていないことが多いです。
私の小さい頃と同じですね---(T▽T)---!
ビニール袋に入れてそのまま持って帰るんだろうな~。
食中毒に気を付けてね~( ˘艸˘ )
この記事では、小中学生や手軽に釣りに行きたい人のために、
「小型クーラーボックスが使いやすいよ!」
って話を紹介します。
たくさんの種類があるクーラーボックスの中で、私は「シマノ レジャークール7」という小さめのクーラーボックスを使っています。
小さくて、軽くて、使いやすいのでみなさんがクーラーボックスを選ぶときに、どうですか?って記事です。
値段も安いので、自転車で釣りに行く小中学生たちにも持って行って欲しいです(´▽`)/
【もくじ】
1.クーラーボックスの用途

クーラーボックスは何に使うか知っていますか?
って聞いたら怒られそうですね・・・(;゚Д゚)。
知らない人はいないと思いますが、用途を書いておきます。
1.釣った魚の鮮度を保つ

1番の役割は、クーラーボックスに氷や保冷剤などを入れて釣った魚を冷やし、新鮮な状態のまま家まで持って帰ることです。
クーラーボックスは断熱材という熱を通しにくい材料で作られているので、中に入れた氷や保冷剤が溶けにくく、冷たい状態をキープすることが出来ます。
魚は釣り上げた直後からどんどん鮮度が落ちていきますので、家に帰って美味しく食べるには、適切な処置(締める作業)をして冷やして持ち帰る必要があります。
魚を冷やして持って帰る---(゚∀゚)---!
2.エサの鮮度を保つ

魚を冷やす以外に、釣りで使うエサもクーラーボックスに入れて冷やしておくと鮮度が長持ちします。
投げ釣りなどで使うゴカイ類も夏の暑い日に地面の上に置いておくとすぐに弱ってしまいますが、濡らした木製のエサ箱に入れてクーラーボックスの中で保管しておけば、元気が長持ちします。
以前、石ゴカイの扱い方の記事を書きました(ΦωΦ)↓
海釣りの万能エサと言われる「オキアミ」も炎天下に置いておくと、すぐに痛んで黒く変色してしまいます。
クーラーボックスの中で保管し、使う分だけこまめに出して使う使い方がいいと思います。
エサの鮮度も保つ---(゚∀゚)---!
3.お弁当や飲み物を冷やす
夏場にお弁当を持って行くときには、食べるときまで冷やしておかないとお弁当が痛んでしまいます。
特にコロッケなどは痛みやすいので、気を付けないといけませんね。
お茶やコーヒーも夏場には、冷たい方が美味しいです。
弁当を冷やす---(゚∀゚)---!
4.イスや道具入れの代わりに使う
丈夫なクーラーボックスでしたら釣りをしているときに、イスの代わりとして座ることも出来ます。
※座ると壊れるクーラーボックスもたくさんあるから気を付けて下さい。
小さなお子さんが足場代わりに使っているのもよく見ますね。
持って行く釣り道具を厳選してクーラーボックスに収めれば、竿とリール、クーラーボックスだけというお手軽なスタイルで釣りに出掛けることも可能です。
イスの代わり---(゚∀゚)---!
2.クーラーボックスの選び方

クーラーボックスは、釣り用だけでなくキャンプ用の物もあり、どれを選んでいいのか迷うと思います。
私が使っているのは、「シマノ レジャークール7」という小さなクーラーボックスですが、使う人の釣りのスタイルに合わせて選ぶのが正解ですね。
大きさ、保冷能力、値段、重さ、見た目などを考えて自分に合った物を購入しましょう!
1.大きさで選ぶ

小さい物からバカでかい物までいろいろなサイズのクーラーボックスがあります。
クーラーボックスは、中にどれだけ入るか(内容積)をリットルで表示していることが多いです。
断熱材(発泡スチロールなど)が使われ厚みがあるため、外側と一緒に内側の大きさ(どのくらい入るか)も確認しておく方がいいです。
釣り用クーラーボックスですと、小さい物で6L(横幅30cmぐらい)、大きな物で60L(横幅70cmぐらい)程度まであります。
船に乗ってブリを釣りに行くときに、6Lのクーラーボックスしか用意していなければブリは持って帰れませんし、近くの堤防に豆アジを釣りに行くときに、60Lのクーラーボックスを持っていったら、100匹入れてもスカスカです---(;゚Д゚)---!
どのくらいの大きさの魚を何匹ぐらい持って帰る予定なのかを考えて、大きさを決めましょう!
私は小型を選びました---(゚∀゚)---!
2.保冷力と値段で選ぶ

クーラーボックスはどんな断熱材を使っているかによって、3つのグレードに分かれます。
断熱効果の弱い順に紹介していきます。
1.保冷力は弱いけど安い「発泡スチロール」
魚の卸売りなどで氷と一緒に魚が入っている白い箱が、発泡スチロールです。
熱の伝わりは、個体→液体→気体の順番で伝わりづらくなりますが、発泡スチロールは大半(95%)が空気でできているため、断熱効果があります。
発泡スチロールの箱をプラスチックで囲んだ物がクーラーボックスですが、ホームセンターなどでは発泡スチロールの箱のままでも売っています。
大きさにもよりますが、値段は数百円で買えます。
発泡スチロールのままでも、短時間でしたら、十分にクーラーボックスとしての役割を果たします。
ただ、持つところが紐(ひも)だったり、箱の角が欠けたり、割れたりするので何度か使うと駄目になってしまいます---(;゚Д゚)---!
発泡スチロールは安く作れるので、発泡スチロールを素材として使っているクーラーボックスも安くで買えます。
私のはこのタイプ---(゚∀゚)---!
2.一般的みんなが使っている「発泡ウレタン」
住宅の断熱材にも使われる発泡ウレタンは、断熱効果が発泡スチロールの1.5倍高くなります。
空間にスプレーなどで発泡ウレタンを注入する方法で作成するので、隅々まで材料が行き渡りやすく、断熱効果が高いのが特徴です。
安いクーラーボックスのフタには、断熱材が入っていないことも多いので、発泡ウレタンのスプレーを購入し、発泡ウレタンを注入、保冷力を高めて使っている人もいます。
断熱効果が高い分、発泡スチロールで作られたクーラーボックスより高くなります。
数千円~数万円の価格帯になります。
これは、8000円ぐらい↓
結構いいやつ---(゚∀゚)---!
3.断トツの保冷力「真空パネル」お値段も凄い---(;゚Д゚)---!
発泡スチロールのところで、個体→液体→気体の順番で熱が伝わりづらくなると書きましたが、「真空パネル」は熱が伝わりにくい気体すらも無くし(真空にする)断熱します。
魔法瓶の水筒を板状にしてクーラーボックスに使っているような物で、発泡スチロールの約10倍の保冷力があります。
クーラーボックスに何枚の真空パネルを使っているかで保冷力と値段が変わり、1枚だけ真空パネルを使用している物は熱が地面から伝わりやすいため、底面に使用している物が多いです。
最強、神様レベルなのが底面にも側面にもフタにも真空パネルを使った全面(6面)真空パネルクーラーボックスで、真空パネルと壁のすき間に発泡ウレタンを流し込み、すき間を埋めたものが存在します。
パネル内を真空状態にするという特殊な加工をするため、お値段も驚きの値段になります。
数万円します---(;゚Д゚)---!
これは、50000円ぐらい↓
ムリ~~~---(゚∀゚)---!
3.重さで選ぶ

当たり前ですが、小さい物より大きい物の方が重くなります。
発泡スチロール製が軽く、発泡ウレタン製がそこそこ、真空パネル製が激重(げきおも)になります。(5kg以上)
※真空にするため、空間のある金属フィルムを使っているので重くなってしまう。
車から降りて釣り場まで遠いときや、テトラポットを移動しながら釣りをするときには、出来るだけ軽い物がいいですね。
大きなクーラーボックスには、キャスター(タイヤ)が付いていて、引っ張りながら移動出来るようになっている物もあります。
4.見た目も大事

自分の大切なアイテムとして愛用していくには、見た目も自分のテンションが上がる物の方がいいですね。
クーラーボックスは全体的に白色を使っている物が多いです。
重いから軽く感じるように白なんですかね?
値段が高い真空パネルのクーラーは、見た目も高そうで高級感があふれ出ています。
発泡ウレタンで作られた物の中には、イエローやピンクなど若者や女性に受けそうなオシャレな物もあります。
発泡スチロールで作られているクーラーボックスは見た目にも安そうに感じる物が多いですが、ブルーや水色、オレンジなどカラフルなカラーでかわいらしい物もあります。
自分のお好みを探そう---(゚∀゚)---!
3.私の釣りのスタイル

誰も興味が無いかもしれませんが、私の釣りのスタイルを紹介します。
私の釣りのスタイルは、
お金をあまりかけず、
家から出来るだけ近くの海で、
手軽に、
釣れる物は何でも釣りたい!
です(´▽`)/
数十年前、小学生の頃のスタイルとちっとも変わっていません---(T▽T)---!
自転車が車になり、ビニール袋が安いクーラーボックスに変わっただけかもしれません。
小学生のとき、ガシラやベラを釣って楽しいと思いましたが、今でもその楽しさが続いている感じです---(゚∀゚)---!
堤防で主に狙うのは、カサゴ、メバル、キス、ハゼ、アジ、コッパグレ、イワシ、タコ、イカ、チヌ、タチウオといったところでしょうか。
釣るのは楽しいので100匹でも200匹でも釣りたいのですが、持って帰るのは家族4人とネコ1匹が1回の食事で食べ切れるぐらいがいいと思っています。
ご近所さんにお配り出来る程のコミュニケーション力も無いですし、いっぱい持って帰るとさばくとき地獄を見るので。
2日も3日も同じ魚を食べるのもちょっと嫌です---(;゚Д゚)---!
毎週のように釣りに行くので、次の週にはまたその日釣った新鮮な魚を食べるようにしています。
心配せんでも、リリースするほど釣れてへんやろ!
って、嫁さんが言いそうです---(;゚Д゚)---!
ご近所お手軽スタイル---(゚∀゚)---!
4.私が使っているクーラーボックス
ブリやハマチを狙ったりする方は、いくつかのクーラーボックスを使い分けているのかもしれませんが、私は1つだけしか持っていません。
手軽に釣りに行きたい私がクーラーボックスに求めた条件は、
①小さくて
②軽くて
③安いこと
の3点でした。
クーラーボックスで1番大切な保冷力は、日帰り釣行しかしないことと、保冷剤でなんとかなると考えていたので「そこそこ」でOKでした。
釣具屋さんで探して見つけたのが、
「シマノ レジャークール7」
でした。
1.「シマノ レジャークール7」のいいところ
このクーラーボックスを使い始めて数年たちますが、使ってみて感じた良い所と悪い所を紹介します。
購入を検討されている方は、よかったら参考にしてください(´▽`)/
①小さい---(゚∀゚)---!

・内容量 : 5.8 (L)
・寸法 : 外側 幅217×長334×高221 (mm)
: 内側 幅140×長250×高150 (mm)
内容量5.8Lは、数あるクーラーボックスの中でもかなり小さめです。
サビキ釣りで釣れた小アジ100匹ぐらいならまだまだ余裕がありますし、中型の25cmぐらいのアジでも20匹ぐらいなら大丈夫な大きさです。
コンパクトなので車の後部座席の足元にも、スッポリと収まります。
娘の自転車に付いているカゴに入れてみたら、スッポリ入りました。
自転車に付いているカゴが大き目の物なら、小中学生でも自転車に乗せていけます。
また、私は小物釣りをすることが多いので魚を氷締め(海水と氷をまぜたものに魚を放り込んで締める)にするのですが、クーラーボックスが汚れるので、毎回丸洗いしていますが、この時にも小さいので洗いやすいというメリットがあります。
②軽い---(゚∀゚)---!

・素材 : PP樹脂+発泡ポリスチレン
・重量 : 1.1 (kg)
PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)とは、プラスチックのことです。
発泡ポリスチレンは、発泡スチロールと一緒です。
上の方で紹介した、保冷力は弱いけど軽くて安い発泡スチロール製のクーラーボックスになります。
発泡スチロールで出来ているので、非常に軽いです。
フタの上にハンドル(持つところ)が付いていますが、片手でも持ち運び楽々です。

テトラポットの上などでは、片手に竿とクーラーボックス、水汲みバケツを持って、もう1方の方はフリーにして移動しますが、これはクーラーボックスが小さくて軽いから出来ることなのかもしれません。
③安い---(゚∀゚)---!

断熱材が発泡スチロールだけあって、お値段安めです---(゚∀゚)---!
2000円ちょっとで購入出来ます。
値段のわりにはしっかりと作られているので、丁寧に扱えば強度に問題もありません。
④見た目よくない---(゚∀゚)---?
2000円ちょっとで買える安いクーラーボックスなのに、見た目かわいらしくないですか?
43歳のおっさんが何がかわいらしいねんっ!
って、嫁がまた言いそうです---(;゚Д゚)---!
このクーラーボックス、私の持っているスカイブルーの他に、オレンジとピュアホワイトの3種類がラインナップされています。
白い部分が黄色く変色したりもしませんし、側面に印字された文字が消えたりもしません。
2.「シマノ レジャークール7」の悪いところ
いいところばかりの紹介だけでは、ズルいので悪いところも紹介します。
①保冷力は大したことない---(;゚Д゚)---!
断熱材が発泡スチロールなので、保冷力は大したことありません。
発泡スチロール製のクーラーボックスは夏場には使えないと言う人もいるようです。
グレードが上の発泡ウレタンや真空パネルと比べると全然ダメだと思うのですが、私の釣りのスタイルでは、夏場でも問題無く使えています。
私がこのクーラーボックスを使って釣りに行くときには、保冷剤として「ロゴス 氷点下パック」1つと「冷凍庫で作った角型氷」を適当(500gぐらい)に入れて行きます。
今回、クーラーボックスについての記事を書くにあたり、保冷の度合いを調べてみました。

上の写真は、7月末PM1:00(気温28℃)に、シマノ レジャークール7 に「ロゴス 氷点下パック」1個と「角型氷」500gを入れたときの写真です。
↓

これをベランダの日の当たるところに放置して、氷の溶け具合を調べます。
↓

上の写真が、同日PM8:30(気温26℃)に撮った写真です。
7.5時間日の当たるところで放置しましたが、氷は見た目には減っているように見えないぐらい残っていました。
氷点下パック内の液体は溶けて液体に戻っていましたが、氷が溶けて出た水が氷点下パックの周りで再度氷になっている状態でした。
クーラー内に残っていた角型氷だけを計量器で測ると450gあり、約7.5時間で50gの氷が溶けただけでした。
もっと暑い日もありますし、クーラーボックスのフタの開け閉めによる熱の侵入も無いし、氷の熱を奪う魚が入っていないこともあると思いますが、これだけ保冷出来ていたら十分だと思いました。
ロゴス 氷点下パックが凄いのかも?
私は2個買って、週末の土日で1個ずつ使えるように冷凍しています。
氷をいっぱい入れたら大丈夫---(゚∀゚)---!
②ベルトが付いていない---(;゚Д゚)---!
私はクーラーボックスのハンドル(持つとこ)を持って、移動しますが、もし、小中学生が自転車で持って行くのなら、カゴに入らないときは肩から掛けて持って行く必要が生じます。
このクーラーボックスには、ベルトを通す穴はありますが、ベルトが付いていないので別で購入する必要があります。
ベルトは600円---(;゚Д゚)---!
5.まとめ

この記事では、いろいろなクーラーボックスがありますが、近所で釣りを楽しむぐらいなら「小型クーラーボックスが使いやすいよ!」ってことを紹介しました。
真空パネルを使ったクーラーボックスは確かに氷が溶けずに凄いと思いますが、近くの堤防で手軽に釣りを楽しんで、その日に帰って来る釣りのスタイルでは、小さくて、軽くて、安くて、かわいい「シマノ レジャークール7」が、ちょうどいいクーラーボックスです。
小・中学生の自転車で釣りに行く少年たちや、釣りガールのみなさん、私と同じ様な堤防で手軽に釣りを楽しんでいる方、クーラーボックス購入のときにはぜひ候補の1つに入れてみて下さい。
使いやすいよ~(´▽`)/
では、また~(´▽`)/