もう1匹釣りたいっ!

堤防で出来る簡単な釣りを紹介します。

【タチウオ】 太刀魚ってどんな魚?

銀色に輝く太刀魚(タチウオ)の写真

こんにちは!うぉさかなです。

この記事では、海釣りのターゲットとして大人気の「太刀魚(タチウオ)」について、特徴などを釣り人目線で紹介します。記事を読んで気になった人はぜひタチウオ釣りに出掛けてみて下さい!

1.タチウオの特徴

鋭い歯を持ったタチウオの写真

銀色に輝くきれいな姿と、鋭く発達した歯がタチウオの特徴です。

銀色に輝くきれいな姿

銀色で平たく長い姿は、刀を思わせるシルエットで太刀(たち)の魚で太刀魚と呼ばれる由来となっています。1m以上に成長し、1.9m7kgのタチウオが定置網にかかりニュースになったことがあるようです。見た目に似ている深海魚「リュウグウノツカイ」もタチウオの仲間やろ!って思っていましたが、調べたら全然仲間では無く、別の種類の魚でした。体の表面にウロコは無く、釣りたてのタチウオは鏡のような銀色に輝いていますが、時間がたつと白っぽい銀色に変わっていきます。銀色の正体は、グアニン質と呼ばれる物質で少し触っただけでもはがれてしまいます。タチウオを釣り上げるときには、堤防の上に抜き上げるため、暴れまくって表面は傷だらけになります。タチウオはこの表面のグアニン層が少しでも傷つくと海に戻しても(リリース)、菌が傷口から入り、死んでしまうらしいです。リリースは、ほぼ無理なんですね・・・(;゚Д゚)

海のギャングといわれる鋭い歯

もう一つの特徴は、いかつい歯ですね。三角に尖った鳥のような顔に大きな口があり、鋭く尖った歯がいっぱい生えています。デスノートという漫画に出てきた「リューク」ってのに似ていると思っているのは、私だけでしょうか・・・(;゚Д゚)。ギザギザに尖った歯は、エサである小魚を噛んだときに逃がさないようにするのと、エサに致命傷を与えるために発達したようです。大阪にある水族館「海遊館」が提供してくれている動画でタチウオがエサを捕食している所を見ましたが、エサに噛み付いた後、何度か噛み直してから飲み込んでいました。

タチウオ釣りでは、この鋭い歯に対抗するため、ワイヤーで作られたハリスやパイプで保護されたハリスを使います。普通の釣りで使用するナイロンやフロロなどのハリスでは歯に触れた瞬間に、スパッっと切れてしまいタチウオを釣り上げることが出来ません。

また、鋭い歯は釣り人にとっても大変危険です。手や皮膚が少しでも歯に触れると簡単に切れます。私もブログの写真を撮ろうとラインを持っているときに、タチウオが暴れて手を切ったことがあります。少し歯が触れただけでスパっと切れ、カミソリのように感じました。特に釣り上げたときには、タチウオも暴れます。ハリを外すときは、フィッシュグリップなどでしっかりとタチウオをつかみ、プライヤーなどの工具を使ってハリを外して下さい。

海遊館でのタチウオがエサを捕食する動画です↓


タチウオの捕食シーン@海遊館

立ち泳ぎをする

常夜灯の近くで釣りをしていると水面をスルスル~と横に泳いでいくタチウオを見ることがありますが、潮の流れがゆるやかなところでは水面に顔を向けて立ち泳ぎをするようです。なんで上を向いて立ち泳ぎするのかというと、目立たないように水中の暗闇に溶け込み、小魚が顔の上を通り過ぎたときに、食い付くためらしいです。タチウオ釣りでも海底付近にエサがくるような、タナの合わせ方では釣れません。

2.めざせ!ドラゴン!

大きなサイズはドラゴンと呼ばれるタチウオの写真

釣り人の間ではタチウオの大きさは、体高(縦の幅)を指の本数で表し、「今日のタチウオは、指4本のいいサイズやったわー。」などと会話します。指が太い人もいますが、一般的に指2本程度の幅のタチウオは、小さいサイズで「ベルトサイズ」と呼ばれ残念がられます。逆に大物をドラゴンと呼び、釣り人はいつかドラゴンを釣ってみたいと思っています。

ドラゴンの定義ですが、船釣りとオカッパリで違うようで、一般的に船に乗って沖に出るとサイズが大きいタチウオが釣れるため、船釣りの場合は、長さ120cm以上、指5本以上の物。堤防などから釣るオカッパリでのドラゴンは少し甘く、指5本以上、1m以上の物がドラゴンと呼ばれるようです。ちなみに私もタチウオ釣りが好きでよく出掛けますが、ドラゴンどころか、指4本のタチウオでも大喜びしている状態です。いつか私もドラゴンと呼べるタチウオを釣ってみたいです。

いつかドラゴン釣りたい-----(゚∀゚)-----!!!

3.釣り人に大人気のターゲット

釣り人に凄く人気のあるタチウオの写真

私が住んでいる大阪では、特にタチウオ釣りが人気で1年を通しても1番人気があると思われます。秋の夜の堤防には、タチウオを釣るために釣り人がごった返し、お祭りのような賑わいをみせます。

タチウオ釣りが超人気なのには、いくつか理由があります。

堤防で狙える手軽な大物

タチウオは堤防で狙えるターゲットとしては、かなり大きい部類に入ります。アジやイワシ、カサゴなどと比べると1m近くあるタチウオは見た目も大きく釣りごたえがある魚です。アタリがあって、合わせが決まったときには、竿が少し動かなくなるほどの重量感があり、掛けた後と引き上げる前には、大きく竿を絞り込み、やりとりがとても楽しいです。

安いエサで釣れる高級魚

スーパーで売られているタチウオを見ますが、1パック1000円近くの値段で売られていることも多くあります。そのタチウオを1パック200前後のキビナゴをエサに、いい日には何匹も釣ることが出来ます。数少ない「元を取れる魚」としても人気があります。

いろんな釣り方で釣れる

タチウオは、エサでもルアーでも狙うことが可能で、いろいろな釣り方で狙うことが出来るのも人気のひとつです。

ウキ釣り

電気ウキを使い、キビナゴや魚の切り身をエサにして狙います。タチウオがエサに食い付くと、電気ウキが沈んで水中で光がにじむのですが、合わせるタイミングが難しく、なかなか針がかりしないことも多いため、「いつ合わせようか」とにじんだウキを見ながらドキドキと興奮するのがウキ釣りの醍醐味です。あわせが決まりタチウオの重みが竿に乗ったときの、感触は1度経験するとやみつきになると思います。

テンヤの引き釣り

太刀魚テンヤと呼ばれるハリとオモリが一体になった仕掛けに、イワシやキビナゴ、ドジョウなどを取り付け遠投して引いてくる釣りです。エサを取り付けているので、生エサの強みを持ちながらルアーのように手返しよく探ることが出来る釣りで、エサ釣りとルアー釣りのいいとこ取りの釣りです。操作もリールを巻いて引っ張ってくるだけなので、もっともお手軽にタチウオを釣ることが出来ます。エサをテンヤに固定させるために、ワイヤーをグルグルとエサに巻く必要があるので、セットするのは少し面倒です。いくつかエサを巻いたものを用意しておいてダメになったら素早く交換するようにしたいですね。

ワインド釣法

ワームと呼ばれるゴム製のやわらかいルアーをジグヘッドと呼ばれるハリに取り付けて、水中で跳ねるように竿を操作しタチウオを狙います。エサを使わないので手を汚さず釣りが出来ます。ルアーを上手く動かすにはコツがいるため、少し難しいですが、その分釣った感があり、うれしさが上がります。手返しの良さから短時間で爆釣することも可能で、数時間で数十匹を釣り上げる方もいます。

ジギング

メタルジグを使ったショアジギング。数あるタチウオ釣り方の中でも、1番シンプルな釣りになります。メタルジグには余分な物が付いていないため、遠投性能に優れ、その重さゆえ海底に着底するのも早いため、縦に横にと素早く広範囲を探ることが可能です。日が昇り沖の海底に行ってしまったタチウオを釣ることができる唯一の釣り方でもあります。ただ、30~50グラムもあるメタルジグを何回も投げるため、疲れます。軽くて丈夫な竿とリールをそろえれば、また変わってくる思いますが、お値段が・・・。また、海底まで沈めたメタルジグはよく根掛かりして無くなります。

食べて美味しい

タチウオは淡泊な白身魚で美味しい魚です。ウロコが無いため、下処理が非常に楽に出来ます。1番メジャーな塩焼きでしたら、頭と内臓を取ってブツ切りにすればすぐに焼いて食べられますね。

他には、お刺身、ムニエル、唐揚げなどがおススメで、沢山釣れて食べきれないときには、干物にしておくと長持ちします。

4.まとめ

この記事では、釣り人に大人気のタチウオについて紹介しました。

タチウオ釣りは、夜釣りになったり、電気ウキを使ったり、専用のワイヤー仕掛けを使ったりと釣り初心者の方にとっては敷居が高い釣りと思われるかもしれませんが、やってみると意外と簡単に1匹目をゲット出来ちゃいます。

興味がある方は、ぜひはじめの一歩を踏み出してみて下さい
━(゚∀゚)━!!!


では、また~~(´▽`)/