こんにちは!うぉさかなです。
身近な堤防などでたくさんの魚が釣れるサビキ釣りは、釣り初心者の方にぴったりな釣り方です。
サビキ釣りの道具をそろえて釣り場に到着したら、魚を釣るための仕掛けを作らなければいけません。
慣れた人ならパパパーっと作れますが、初めて釣りをする方は、
「これ、どうやって付けるの?」
ってなりますよね。
この記事では、初めてサビキ釣りにチャレンジする方に向けて
「サビキ仕掛けの作り方(付け方)」
について紹介します。
釣竿にリールをセットし、市販のサビキ仕掛けとサビキカゴを取り付けてサビキ釣りが始められるところまでを、写真を付けて詳しく説明します。
サビキ仕掛けの作り方をマスターして、楽しいサビキ釣りを楽しんで下さい(´▽`)/
【もくじ】
1.サビキ仕掛けの作り方(付け方)
サビキ仕掛けの作り方を細かく分けると、次の8工程になります。
- 釣竿にリールをセットする
- リールから道糸を出す
- 釣竿のガイドに道糸を通す
- 道糸の先にチチワを作る
- サビキ仕掛けと道糸を接続する
- 釣竿を伸ばす
- サビキ仕掛けを引っ張り出す
- サビキカゴを取り付けて完成
順番に説明していきます。
①釣竿にリールをセットする
まずは、釣竿にリールを取り付けます。
釣竿にリールを取り付けるときは、リールの「スプール」と呼ばれる糸が巻いてある部分が、上側(釣竿の先の方)になります。
釣竿に付いている銀色の金具部品を「リールシート」、リールの取り付け部分を「リールフット」と呼びます。
写真ではリールの左側にハンドル(持って回す部分)が付いていますが、ハンドルは右左付け替えることができます。回してみて「あれ?」って思った方は、交換してみてもいいかもしれません。
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釣竿のリールシートを開きます。右手で釣竿をしっかりと握って、左手の人差し指と親指で金具をつまみ、引き起こすように開きます。
リールを持ってリールフットをリールシートの上側(リールシートの動かない方)にしっかりと差し込みます。
差し込んだままリールが落ちないように持っていて下さい。
先に開いたリールシートの金具部分は上下に自由に動くので、左手でリールを持ったまま、右手でリールフットの下側に差し込み、金具をパチンと閉めます。
これで、釣竿とリールが接続できました---(゚∀゚)---!
釣竿のリールシートには、クルクル回して取り付けるタイプもあります。(クルクルタイプはリールシートではなく、「パイプシート」と呼びます。)
パイプシートは、リールが差し込めるまでクルクル回して(左回し)ゆるめたあと、同じようにリールをしっかりと奥まで差し込み、またクルクルと締める方向(右回し)に回してリールを取り付けます。
※どちらのタイプでも、リールがガタガタしないようにしっかりと差し込んで止めないと、釣りをしているとき、リールの脱落などのトラブルが発生します---(;゚Д゚)---!
金具を開いて取り付ける---(゚∀゚)---!
②リールから道糸を出す
次は、リールから道糸を出します。
リールの銀色の半円状の部品を「ベール」と呼び、道糸を出す前に、このベールを起こします。
リールのベールが倒れている状態から、
ベールを起こします。(縦になっている状態)
※起こしたベールは、サビキ仕掛けを作り終わるまで起こしたままの状態にしておきます。
リールに巻いている道糸は、「ラインストッパー」(使わないとき道糸を挟んでおく部品)で止められているので、道糸の先端をつまんで下側に引っ張り、ラインストッパーから外します。
※リールのベールを起こし忘れると、釣りをするときリールを巻いても、糸を巻き上げることができません---(T▽T)---!
ベールを起こしてから糸を出す---(゚∀゚)---!
③釣竿のガイドに道糸を通す
次は、釣竿のガイドに道糸を通していきます。
釣竿に付いている輪っかのことを「ガイド」と呼びます。
釣竿のリール側の大きなガイドから、順番に先端のガイド(トップガイド)まで道糸を通していきます。
釣竿のカバー(「トップカバー」と呼びます。)を取り外し、ガイドを全て同じ方向(下側がいい)に向けておくと、道糸が通しやすくなります。
また、ラインストッパーなどで道糸が折れているときや、カールしているときには、少し道糸を切って、道糸がまっすぐな状態で通すとやりやすいです。
※途中、ガイドの通し忘れが無いように気を付けて下さい(ΦωΦ)
トップカバーに糸通しが付いている竿は、糸通しが楽にできます。
カバーに付いているオレンジ色の棒に穴が開いているので、その穴に道糸を通し、通した道糸が抜けないように、カバーを取り外すと一発で糸通し完了です---(゚∀゚)---!
(写真では、道糸をオレンジ色の穴からあまり出していませんが、30cmぐらい出しておいた方が、抜けなくて安心です。)
下側から順番にガイドに道糸を通す---(゚∀゚)---!
④道糸の先にチチワを作る
次は、道糸と仕掛けを接続するために、道糸の先端にチチワを作ります。
チチワを作る「チチワ結び」は、強くて万能な、釣糸の結び方です。
とても簡単なので、ぜひ覚えておいて下さい---(゚∀゚)---!
チチワの作り方はこちらの記事で詳しく説明しています。
簡単です(´▽`)/
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チチワを作る---(゚∀゚)---!
⑤道糸とサビキ仕掛けを接続する
道糸の先端に作ったチチワと、サビキ仕掛けの上側のスナップ付きサルカンを接続します。
袋からサビキ仕掛けを取り出し、仕掛け上部のスナップ付きサルカンを指で押して開きます。
開いたスナップにチチワを通します。
スナップを閉じれば道糸とサビキ仕掛けの接続完了です。
チチワでサビキ仕掛けとつなげる---(゚∀゚)---!
⑥釣竿を伸ばす
サビキ仕掛けが台紙に巻かれたままの状態で、先に釣竿を伸ばしていきます。
リールのベールが起きているのを確認し、道糸を引き出しながら伸ばします。
このとき、サビキ仕掛けが道糸の先に付いていることで、ちょっとしたオモリになり道糸がスムーズに出しやすくなります。
また、釣竿を伸ばしている途中で道糸がガイドから抜けてしまうことを防止できます---(゚∀゚)---!
※釣竿を伸ばす前に、ガイドに通した糸がからんでいないか(まっすぐにガイドを通っているか)確認して下さい。
釣竿は先の細い方から順番に伸ばしていきます。
釣竿を伸ばすときは、釣竿を股(また)に挟んで固定しておくと伸ばしやすいです---(゚∀゚)---!
釣竿を伸ばすときは、全てのガイドが同じ方向(下向きがいい)になるように伸ばしていって下さい。
ガイドは釣竿に固定されている物と、自由に動く物があります。
自由に動くガイドは、釣竿の下側(リールのある方)に押し付けるようにすると固定出来ます。
全てのガイドが同じ向きになるように伸ばす---(゚∀゚)---!
⑦サビキ仕掛けを引っ張り出す
台紙からサビキ仕掛けを引っ張り出します。
左手でサビキ仕掛けの台紙の両端を持ちながら、道糸と接続したスナップ付きサルカンをゆっくりと右上の方向に引っ張っていくと、上のハリから順番に引っ張り出されていきます。
右上に向かってゆっくりと引っ張る---(゚∀゚)---!
⑧サビキカゴを取り付けて完成
サビキ仕掛けにサビキカゴを取り付けます。
サビキ仕掛けの下側とサビキカゴにスナップが付いているので、スナップ同士をつなげます。
最後にリールのベールを、元に戻します。(倒れた状態)
これで完成です(´▽`)/
2.サビキ仕掛けの取り扱い上の注意
通常のサビキ仕掛けはハリが6本ほど付いて、全長が1m以上あり非常にからまりやすい仕掛けです。
仕掛けが複雑な分、1度からまると元に戻すのはかなり大変です。(戻せないことが多い---(;゚Д゚)---!)
いいやつでしたら1つ400円ほどしますし、せっかく作った(つなげた)のにもったいないですよね---(T▽T)---!
サビキ仕掛けをからませないポイントは、
「仕掛けを常に伸ばした状態にしておく」
ことです。
右手で釣竿を持ち、左手でサビキカゴを持ったときに軽くピーンと仕掛けが一直線になっている状態をキープすると、からまりを防げます。
エサのアミエビをサビキカゴに入れるとき、魚が釣れてハリから外すとき、このピーンと仕掛けを張った状態のまま、地面に置いて処理しましょう!
仕掛けは常に張っておく---(゚∀゚)---!
3.まとめ
この記事では、「サビキ仕掛けの作り方」について紹介しました。
記事の内容をまとめると、
- 釣竿にリールをゆるみが無いようにセットして、道糸を全てのガイドに通す。
- チチワを作ってサビキ仕掛けを取り付け、先に釣竿を伸ばす。
- サビキ仕掛けを右上方向に引っ張り出し、最後にサビキカゴを取り付けたら完成です。
- 仕掛けは常にまっすぐに張った状態をキープして、からまりを防止しましょう!
でした---(゚∀゚)---!
サビキ仕掛けを作ったら、あとは魚をいっぱい釣るだけですね!
美味しいアジやイワシを爆釣して、楽しんできて下さい---(゚∀゚)---!
サビキ釣りに関する記事をまとめました---(゚∀゚)---! ⇩
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では、また~(´▽`)/
YouTube動画も作成しました。
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